ポリシーで保護されたドキュメントへのアクセス制御

ポリシーで保護されたドキュメントの配布範囲にかかわらず、受信者がそのドキュメントを使用する方法を制御できます。

ドキュメントページでは、以下のタスクを実行できます。

  • ポリシーで保護されたドキュメントの検索および詳細の表示。ドキュメント名、発行者名、ポリシー名およびポリシー適用日に関する情報を表示できます。ドキュメントを保護していたポリシーが削除されると、ポリシー名の下に削除されたポリシー ID も表示されます。ユーザーは、自分のポリシーで保護されたドキュメントを表示および管理できます。管理者は、すべてのポリシーで保護されたドキュメントを表示および管理できます。

  • ドキュメントに適用されるポリシーの詳細の変更。ユーザーは、自分のポリシーを編集できます。管理者は、共有ポリシーと個人用ポリシーを編集できます。ポリシーセットコーディネーターは、権限を持つポリシーセットに含まれる共有ポリシーを編集できます。ドキュメントの詳細ページから、ドキュメントに関連付けられているポリシーに直接アクセスすることもできます。

  • ポリシーで保護されたドキュメントへのアクセス権限の失効および復元。管理者は、任意のドキュメントのアクセス権限を失効および復元できます。ポリシーセットコーディネーターは(ドキュメントを管理する権限を持つ場合)、自分のポリシーセットの共有ポリシーで保護されているドキュメントのアクセス権限を失効および復元できます。ユーザーは、ドキュメントを保護しているポリシーを自分で作成した場合や、ドキュメントを保護しているポリシーがアクセス権限の取り消しを許可する共有ポリシーの場合は、そのポリシーで保護されたドキュメントへのアクセス権限を失効させることができます。

  • ドキュメントに適用されるポリシーの切り替え。ドキュメントにポリシーを適用したユーザーは、そのポリシーを自分で作成した場合や、そのポリシーがポリシーの切り替えを許可する共有ポリシーの場合は、ポリシーを切り替えることができます。ポリシーセットコーディネーターは、自分のポリシーセットのポリシーを切り替えることができます。管理者は、すべてのドキュメントに適用されているポリシーを切り替えることができます。

ドキュメントがポリシーで保護されている場合、アクセス権限を失効させるか適用されているポリシーを切り替えると、変更は以下のように反映されます。

  • ドキュメントがオンラインの場合は、ユーザーがドキュメントを開いていなければ、変更は直ちに適用されます。ユーザーがドキュメントを開いている場合、変更を有効にするにはユーザーはドキュメントを閉じる必要があります。

  • 受信者がドキュメントを(ラップトップコンピューターなどで)オフラインで使用している場合は、次に受信者がポリシーで保護されたドキュメントを開くことによって Rights Management と同期させるときに変更が有効になります。