複数の開発者がいる環境で作業する場合は、他のユーザーが行った変更を上書きしないために、次の手順に従うことをお勧めします。
各開発者は一意のユーザー ID で Workbench にログインする必要があります。
チェックインおよびチェックアウトシステムを使用して、1 つのアセットを同時に操作できるのはユーザー 1 人のみにし、他のユーザーは最新のバージョンのアセットを使用できるようにします。
アプリケーションとアセットを同期してからチェックアウトします。同期することにより、アプリケーションまたはアセットの最新のチェックインバージョンが、サーバーからローカルコンピューターにコピーされます。この手順により、常に最新のバージョンのアプリケーションまたはアセットを編集できます。
Workbench では複数の変更のマージはサポートされていないため、一度に 1 人のユーザーのみがアセットを編集するようにします。
ローカルバージョンとリポジトリ内のバージョンとの同期 アプリケーションまたはアセットを右クリックし、「Synchronize」を選択します。
アプリケーションまたはアセットのチェックイン作成するアプリケーションまたはアセットは、最初はローカルコンピューター上のフォルダーに作成されます。他の開発者に対して使用可能にし、編集したり、他のアプリケーションに含めたりできるようにするには、アプリケーションまたはアセットをリポジトリにチェックインします。アプリケーションやアセットは、1 つずつチェックインすることも、複数を一度にチェックインすることもできます。
プロセス設定パラメーターが変更されたアセットをチェックインしようとすると、警告ダイアログボックスが表示されます。設定パラメーターが変更されたアセットをチェックインすると、実行中のプロセスインスタンスに影響を与える可能性があります。「Yes」をクリックしてチェックインを続行するか、「No」をクリックしてチェックインを中止します。
また、アプリケーションをデプロイするには、チェックインする必要があります(アプリケーションのデプロイを参照)。
アセットのチェックイン 次のいずれかの方法を使用して、アセットをチェックインします。 アセットを含むアプリケーションをチェックインします。
単一のアセットをチェックインするには、アセットを右クリックして「Check In」を選択します。プロンプトが表示されたら、「Yes」をクリックしてチェックイン操作を続行します。
フォルダー内にあるアセットをチェックインするには、フォルダーを右クリックして「Check In」を選択します。
アプリケーションの様々な部分または複数のアプリケーションにある複数のアセットをチェックインするには、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらクリックしてアセットを選択し、アセットの 1 つを右クリックして「Check In」を選択します。プロンプトが表示されたら、「Yes」をクリックしてチェックイン操作を続行します。
チェックイン操作が完了すると、ステータスダイアログボックスが表示されます。
アプリケーションのチェックインアプリケーションのバージョンを右クリックし、「Check In」を選択します。複数のアプリケーションをチェックインするには、Ctrl キーを押しながらクリックしてアプリケーションを選択し、選択したアプリケーションの 1 つを右クリックして「Check In」を選択します。
(オプション)チェックインされていないアセットがアプリケーションに含まれている場合は、次のいずれかのオプションを選択します。
Check In All Files:すべてのアセットがチェックインされます。
Check In Selected Files:明示的に選択したアセットのみがチェックインされます。
Check In None Of The Files:いずれのアセットもチェックインされません。
(オプション)チェックアウトされたアセットのリストで、チェックインするアセットを選択します。複数のアセットを選択するには、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらアセットをクリックします。
アプリケーションまたはアセットのチェックアウトアプリケーションやアセットを編集するには、リポジトリからチェックアウトします。チェックアウトされたアプリケーションやアセットは、チェックアウトしたユーザーが編集できます。
別のユーザーによりチェックアウト済みのアプリケーションやアセットをチェックアウトする場合は、強制的にチェックアウトすることができます。このアクションによって、他のユーザーがチェックアウト後に行ったすべての変更が破棄されます。
アプリケーションまたはアセットのチェックアウトアプリケーションまたはアセットを右クリックし、「Check Out」を選択します。複数のアプリケーションまたはアセットをチェックアウトするには、Ctrl キーを押しながらクリックして選択し、アプリケーションまたはアセットの 1 つを右クリックして「Check Out」を選択します。
いずれかのアセットが別のユーザーによってチェックアウトされている場合は、次のオプションの 1 つを選択します。
Force Check Out On All Files:すべてのアセットが強制的にチェックアウトされます。
Force Check Out On Selected Files:明示的に選択したアセットのみが強制的にチェックアウトされます。
Force Check Out On None Of The Files:いずれのアセットも強制的にチェックアウトされません。
(オプション)別のユーザーがチェックアウトしたアセットのリストで、強制的にチェックアウトするアセットを選択します。複数のアセットを選択するには、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらアセットをクリックします。
変更の破棄アプリケーションまたはアセットをチェックアウトして編集した後、変更を破棄する必要がある場合は、「Revert」コマンドを使用してすばやくチェックアウトの状態に戻すことができます。アプリケーションに対して「Revert」コマンドを使用すると、最後のチェックアウト以降にアプリケーションのすべてのアセットに対して行われた変更が破棄されます。
注意: 「Revert」コマンドを使用してアセットを以前のバージョンに戻すことはできません。
アセットに対して行われた変更の破棄: アセットを右クリックし、「Revert」を選択します。
アセットの履歴の表示アセットのリビジョンの履歴を表示するには、「History」コマンドを使用します。アセットのチェックインされたバージョンのリストが表示されます。
アセットのバージョンの履歴の確認: アセットを右クリックし、「History」を選択します。
アプリケーションへのユーザーアクセスの管理アプリケーションを開発するには、LiveCycle のユーザーアカウントにアプリケーション管理者ロールが割り当てられている必要があります。このロールでは、他のロールが割り当てられたユーザーに、アプリケーション開発環境への制限付きアクセスを割り当てることができます。他のユーザーに、次のタイプのアクセスを許可することができます。
- 読み取り:
- ユーザーはアプリケーションを表示できます。
- 委任:
- ユーザーがアプリケーション管理者でない場合にも、ユーザーは読み取り/書き込み権限を別のユーザーに適用することができます。
- 書き込み:
- ユーザーはアプリケーションを変更し、変更を保存できます。
例えば、プロジェクトに受託者が割り当てられている場合は、そのユーザーが操作する予定のアプリケーションのみに対する読み書き権限を付与することができます。
アプリケーションへのアクセス権限の割り当て:Applications ビューで、Show Remote Resource をクリックしてサーバー上のアプリケーションのリストを表示します。
ユーザーアクセスを設定するアプリケーションの名前を右クリックし、「Manage Access」を選択します。
「Add」をクリックし、Select User(s) And Group(s) ダイアログボックスでユーザーの検索方法を指定します。
ボックスにユーザー名または電子メールアドレスのすべてあるいは一部を入力し、「Find」をクリックします。すべてのユーザーのリストを取得するには、ボックスに文字を入力しないで「Find」をクリックします。
Results ウィンドウでユーザーまたはグループを選択し、「Add」をクリックします。
「OK」をクリックして Access Control ダイアログボックスに戻ります。
「Users and Groups」領域でユーザーまたはグループを選択し、「Permissions」領域で、そのユーザーまたはグループに割り当てる権限を選択します。
アプリケーションへのアクセスを設定するすべてのユーザーまたはグループに対して手順 7 を繰り返します。
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