(LiveCycle ES を使用して作成された)LiveCycle 8.x アーカイブファイルから項目を読み込むにはまず、管理コンソールを使用してそのアーカイブファイルを LiveCycle ES3 に読み込みます。読み込み後、LiveCycle ES アーカイブファイル内の項目が、元の LiveCycle ES 環境と同じように、プロセスビュー、リソースビューおよびイベントビューに表示されます。例えば、プロセスバージョンは、同じプロセスグループでプロセスビューに表示されます。
注意: 読み込んだリソースのパスのルートが Applications である場合、読み込んだリソースはリソースビューに表示されません。例えば、LiveCycle ES アーカイブファイルに、Application/LoanApplication フォルダーからのリソースが含まれているとします。この LiveCycle ES アーカイブファイルを読み込んだ場合、その内容はリソースビューに表示されません。
既存の項目を読み込む前にアプリケーションを作成してください(アプリケーションの追加と削除を参照)。
サービス設定を含んだ既存の LCA ファイル
LiveCycle ES では、コンポーネントビューを使用して設定されたサービスがプロセスに使用されていた場合、LiveCycle ES アーカイブファイルにはサービス設定が含まれています。これらのサービス設定が LiveCycle ES3 環境に読み込まれた場合、サービス設定が原因で問題が生じます。LiveCycle ES3 への読み込みを行うにあたりアーカイブの内容をプレビューする際、サービスコンポーネントのすべてのサービス設定について選択を解除してください。
例えば、ある LiveCycle ES プロセスには LDAP サービスが使用されています。LDAP サービスの接続プロパティはコンポーネントビューを使用して設定されます。このプロセスを LiveCycle ES アーカイブにパッケージ化するとき、そのサービス設定がアーカイブに追加されます。読み込み時、このサービス設定は ServiceConfiguration_LDAPService としてプレビューに表示されます。この項目については、LiveCycle ES3 への読み込みを行う前に選択を解除しておく必要があります。
注意: プロセスサービスのサービス設定の選択は解除しないようにしてください。
LiveCycle ES アーカイブファイルからの既存の項目の読み込み:
管理コンソールを使用して LiveCycle ES アーカイブファイルを読み込みます(LiveCycle 8.x アーカイブの読み込みと管理を参照)。
Workbench でプロセスビューを開き、ビューを更新します。更新すると、LCA ファイルから読み込んだすべてのプロセスが表示されます。
イベントビューを開き、ビューを更新します。更新すると、LCA ファイルから読み込んだすべてのイベントタイプが表示されます。
ランタイムの場所から LiveCycle ES アーカイブファイルに格納された項目を読み込みます(ランタイム環境からの読み込みを参照)。
注意: アプリケーションビューを更新すると、読み込んだ項目が表示されます。
注意: アプリケーションに components という名前のフォルダが含まれている場合に LiveCycle アーカイブファイルの読み込みが失敗します。この問題を解決するには、LiveCycle アプリケーションでフォルダー名を components 以外の名前に変更し、アーカイブファイルを再作成して、このファイルを LiveCycle サーバーに再度読み込みます。