チュートリアル:ガイドの作成

このチュートリアルでは、既存のデータモデル(FML)からのガイドの作成に関連する手順を示します。

事前準備

ガイドを作成する前に、次のタスクを完了したことを確認します。

  • Workbench を正しくインストールし、LiveCycle サーバーにアクセスできることを確認しました。

  • Workbench で、ガイドの作成場所となる新規ローカルアプリケーションを作成するか、リモートアプリケーションを取得しました。

  • Workbench で有効なモデルにアクセスできることを確認しました。モデルをローカルアプリケーションにドラッグするか、リモートアプリケーションからモデルにアクセスできます。

これらのタスクを完了すると、ガイドの作成を開始できます。

注意: このチュートリアルでは、ローカルアプリケーション内のモデルフォルダーに格納されている address.fml という名前の単純なモデルを使用します。モデルでは、簡単な住所情報を定義するプロパティを持つ 1 つのエンティティが定義されています。モデルは次の XML で定義されます。
<model xmlns="http://ns.adobe.com/Fiber/1.0"> 
    <entity name="AddressEntity" persistent="true"> 
        <annotation name="VisualModeler"> 
            <item name="width">115</item> 
            <item name="height">110</item> 
            <item name="x">10</item> 
            <item name="y">10</item> 
        </annotation> 
        <id name="id" type="integer"/> 
        <property name="street" type="string"/> 
        <property name="city" type="string"/> 
        <property name="state" type="string"/> 
        <property name="zipcode" type="string"/> 
    </entity> 
</model>

手順 1:ガイドの作成

LiveCycle アプリケーションと有効なモデルがある場合、New Guide ウィザードを使用してガイドを作成できます。

  1. Workbench を起動します。

  2. まだ選択していない場合は、Guide Design パースペクティブに切り替えます。

  3. File/New/Guide をクリックします。

  4. ガイドに一意の名前、説明およびアプリケーション内のフォルダーの場所を割り当て(例えば、次のリストのガイド値を入力します)、「Next」をクリックします。

    • Name:AddressExample

    • Description:Walkthrough creating a Guide example

    • Location:/SampleGuide/1.0/Guides

    注意: この場合、Guides フォルダーは SampleGuide アプリケーションのサブフォルダーとして作成されました。
  5. ガイドの基になるモデルを選択し、ルートとして使用するモデル内のノードを選択して(例えば、次のリストの値を入力します)、「Finish」をクリックします。

    • Enter or select an asset:/SampleGuide/1.0/Data Models/address.fml

    • Adobe Data Model Root Node:AddressEntity

    注意: この場合、Data Model フォルダーは SampleGuide アプリケーションのサブフォルダーとして作成されました。

    これで、ガイドへのコントロールおよび書式設定の追加を開始できます。

手順 2:ガイドへのコントロールの追加

Data Model ビューからガイドへモデル項目を追加し、エディターのツールバーからコントロールを追加します。

ガイドへのコントロールの追加:

 Data Model ビューで、AddressEntity ルートノードの下のプロパティをエディターへドラッグします。

ガイド上にコントロールが追加されたので、Web ブラウザーでガイドをプレビューできます。

手順 3:ガイドのプレビュー

 エディターの最上部にある「Preview」ボタンをクリックします。

ガイドはデフォルトの Web ブラウザーでレンダリングされます。

注意: Microsoft Internet Explorer のセキュリティ設定によっては、ガイドをプレビューするたびに、ガイドの表示を手動で許可できます。Internet Explorer でこの動作を無効にするには、ツール/インターネット オプション/詳細設定/セキュリティをクリックし、「マイ コンピューターのファイルでのアクティブ コンテンツの実行を許可する」を選択します。

手順 4:プロセスの一部としてのガイドのデプロイ

Workbench で、ガイドをプロセスの一部としてデプロイします(プロセスの作成と管理を参照)。

Workbench の Guide Design パースペクティブで作成されたガイドでは、Guide Utilities 操作が使用されます。

注意: Designer ES(バージョン 8.x)で作成されたフォームガイドは、Forms サービスを使用してレンダリングされます。