(非推奨)ガイドのアップグレード

* 10 で追加 *

Workbench 9 で作成したガイドを引き続き使用できます。ガイドを変更する必要がない場合、以前のままレンダリングされます。

Workbench でガイドを変更する必要がある場合は、ガイドをアップグレードします。ガイドをアップグレードするには、参照される SWC または SWF ファイルを、Flex 4.1 および 4.5 SDK を必要に応じて使用して再コンパイルし、Workbench でガイドを開いて保存します。

Flex SDK ファイルは、Adobe LiveCycle ES3¥Workbench 10¥Flex_SDK フォルダーから利用できます。このフォルダーは Workbench のインストール先です(デフォルトでは C:¥Program Files¥Adobe LiveCycle ES3¥Workbench 10¥Flex_SDK)。

Workbench には、2 つのバージョンの Guides (system) サービスが含まれています。1.0 バージョンでは、Workbench 9 で作成してアップグレードしていないガイドがレンダリングされます。2.0 バージョンでは、LiveCycle Workbench でアップグレードされたガイドがレンダリングされます。Guides (system) サービスについて詳しくは、(非推奨)Guides (system)を参照してください。

LiveCycle Designer ES(バージョン 8.x)で作成されたフォームガイドをアップグレードすることもできます。Designer ES(バージョン 8.x)で作成されたフォームガイドのアップグレードについて詳しくは、Designer ES(バージョン 8.x)で作成されたフォームガイドのアップグレードを参照してください。

参照される SWC または SWF ファイルの再コンパイル

Workbench でガイドをアップグレードする前に、参照されるすべての SWC または SWF ファイルを Flash Builder で再コンパイルします。参照の SWC または SWF ファイルには、カスタム拡張機能、カスタムスタイル、プリコンパイルしたデータモデルが含まれます。

SWC または SWF ファイルを再コンパイルしないと、ガイドはデフォルトの設定(Cobalt Standard Guide レイアウトなど)でレンダリングされます。カスタム拡張機能ファイルに定義したカスタムコントロールがあれば、テキスト入力フィールドとして表示されます。

また、SWC または SWF ファイルを後で再コンパイルして、Guide Properties ビューでそのファイルを選択することもできます。

  1. ガイドでカスタム拡張機能が使用される場合、Flash Builder で各 SWC ファイルの 2 つのバージョンをコンパイルします。

    • 実行時のガイドの場合、Flex 4.5 SDK で拡張機能 SWC ファイルをコンパイルします。

    • デザイン時のガイドの場合、Flex 4.1 SDK で拡張機能 SWC ファイルをコンパイルします。ファイル名に「_designtime」を追加します。例えば、実行時ファイルの名前が myextensions.swc の場合、デザイン時ファイルには myextensions_designtime.swc という名前を付けます。

    重要: 同じフォルダーに両方の SWC ファイルを保存します。
  2. ガイドでカスタムスタイルシートが使用される場合、CSS ファイルをアップグレードします。
    • Flash Builder で、CSS ファイルを開きます。

    • CSS ファイルで、必要に応じて、Spark および MX 名前空間情報を追加します。名前空間の追加について詳しくは、「Using Flex 4.5」の「CSS での名前空間について」を参照してください。

    • Flex 4.5 SDK を使用して、CSS を SWF ファイルにコンパイルします。

  3. ガイドでプリコンパイルされたデータモデルが使用される場合、FML ファイルを Flex 4.5 SDK で再コンパイルします。

以前のバージョンの Workbench で作成されたガイドのアップグレード

Workbench 9 で作成したガイドをアップグレードできます。

Guide Design パースペクティブで Workbench 9 で作成したガイドを開くと、ウィザードによって、アップグレード可能なガイドが示されます。

  1. Workbench で、ガイドを開いて保存します。

  2. ウィザードで、ガイドで使用するコンポーネントとして Spark または MX を指定します。また、Guide Properties ビューの Component Mapping プロパティでも、使用するコンポーネントとして Spark または MX を指定できます。

Spark コントロールと MX コントロールのいずれを使用するかの指定

ガイドをアップグレードするときに、ウィザードで Spark または MX コントロールを指定できます。また、Guide Properties ビューでも Spark または MX コントロールを指定できます。

 Guide Tree ビューで、ガイドを選択します。Guide Properties ビューに Component Mapping プロパティが表示されます。
  • Spark コンポーネントを使用するには、System Mappings プロパティから /Guides (system)/2.0/Runtime/SystemConfig.xml を選択します。

  • MX コンポーネントを使用するには、System Mappings プロパティから /Guides (system)/2.0/Runtime/SystemConfig-MX.xml を選択します。