LiveCycle コンポーネントの検証

Business Activity Monitoring(BAM)

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

BAM のインストールと継続使用

BAM がインストールされているかどうかを確認します。

LiveCycle ES3 は、BAM をサポートする最終リリースです。

注意:LiveCycle BAM の既存のインスタンスの再利用は、LiveCycle ES3 でのみ可能です。

BAM および BAM を使用する既存のプロセスの使用を継続し、LiveCycle ES3 で引き続き実行できます。表内の次のタスク項目に進んでください。

BAM の使用をやめる場合は、既存のデータをバックアップして BAM をアンインストールし、リソースの割り当てを解除します。詳しくは「BAM サーバーの手動によるアンインストール」を参照してください。

新規のデータベース

新しいデータベースを使用する場合は、データベースを新規作成してから、既存の BAM データを移行します。

適用なし

詳しくは、「Business Activity Monitoring メタデータの書き出しとバックアップ」を参照してください。

BAM Publisher DSC

インストールされているかどうかを確認します(Workbench のコンポーネントビューで、DSC かアクティブになっているかどうかを確認)。

適用なし

BAM Publisher DSC を新規インストールすることもできます。<LiveCycle root>\LiveCycle_ES_SDK\misc\Business_Activity_Monitoring\LavaActivitySuite\BAMWizard\ にある bam_wizard_guide.pdf を参照してください。

Adobe LiveCycle 10 Connectors for ECM

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

ECM Connector

使用中の ECM Connector の種類をメモしておきます。

適用なし

適用なし

ECM サーバー

バージョンをメモしておき、サポートされているかどうかを確認します。

LiveCycle ES3 ではサポートされていない場合。

サポートされているバージョンにアップグレードします。

ECM クライアント

バージョンをメモしておき、サポートされているかどうかを確認します。

LiveCycle ES3 ではサポートされていない場合。

サポートされているバージョンにアップグレードします。

ECM フォームテンプレート

フォームテンプレートおよび関連するデータをバックアップします。

適用なし

適用なし

adobe-component-ext.properties ファイル

アウトオブプレースアップグレードの場合は、従来のアプリケーションサーバープロファイルから新しいアプリケーションサーバープロファイルへとコピーします。

適用なし

適用なし

Content Services(非推奨)

注意: アドビは、Adobe® LiveCycle® Content Services ES のお客様に、コンテンツリポジトリへの移行をお願いしています。コンテンツリポジトリはモジュール化された最新の CRX アーキテクチャ上に構築されており、この CRX アーキテクチャは、アドビによる Day Software の吸収合併により利用可能になりました。コンテンツリポジトリ は LiveCycle Foundation に付属し、LiveCycle ES3 リリース以降で利用できます。

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

コンテンツ保存場所のルートディレクトリ(lccs_data)

Content Services(非推奨)データのコールドバックアップを実行し、サイズをメモしておきます。

lccs_data が見つからない場合。

LiveCycleES2(Service Pack 2)をインストールしたとき、LiveCycle Configuration Manager で、コンテンツ保存場所のルートディレクトリに対して指定したカスタムパスに lccs_data が追加されていません。これにより、コンテンツ保存場所のルートディレクトリのフォルダー名が異なっている可能性があります。

LiveCycle AMP

すべての LiveCycle AMP の状況を確認します。

適用なし

Configuration Manager を実行するときに、既存のカスタム AMP および追加の LiveCycle AMP をすべて再度読み込みます。

マージされたカスタム AMP

追加のカスタム AMP すべての状況を確認します。

カスタム AMP はアップグレード時に上書きされます。

AMP の再マージ作業は、プロパティに対する変更に矛盾が生じる可能性に注意して慎重に行ってください。

Content Services(非推奨)API

非推奨。LiveCycle ES3 は、これらの API をサポートする最終リリースです。

適用なし

適用なし

データベースのロック

Content Services(非推奨)テーブルにロックが設定されているかどうかを確認します。

Content Services(非推奨)EAR のデプロイメントは失敗します。

すべてのデータベースロックを解除します。

ALF_BOOTSTRAP_LOCK

テーブルが存在するかどうかを確認します。

テーブルが存在する場合は、Content Services(非推奨)EAR のデプロイメントは失敗します。

テーブルを削除します。

ALF_NODE_ASPECTS

テーブル内の重複を確認します。

Content Services(非推奨)EAR のデプロイメントは失敗します。

詳しくは、TechNote を参照してください。

ALF_ACCESS_CONTROL_ENTRY

ALF_ACCESS_CONTROL_LIST

ALF_NODE

ALF_NODE_ASSOC

ALF_NODE_PROPERTIES

ALF_CHILD_ASSOC

ALF_ACL_MEMBER

ALF_AUDIT_*(名前の先頭が alf_audit_ で始まるテーブルすべて)

これらの各テーブルのサイズをメモしておきます。

データ量が大きい場合、タイムアウトが発生して Content Services(非推奨)EAR のデプロイメントが失敗することがあります。

詳しくは、『LiveCycle のトラブルシューティング』ガイドを参照してください。

Adobe LiveCycle Data Services 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

カスタム DSC およびデータ管理 DSC

デプロイされているかどうかを確認します。

適用なし

DSC が正常にデプロイされると、エンドポイントが作成されます。それらのエンドポイントすべての状況を確認します。

FML TLO ハンドラー

com.adobe.livecycle.datatypeutility.FMLTLOHandler レコードが tb_sc_tlo レジストリテーブル内にあるかどうかを確認します。このレコードはアップグレード処理時に削除されます。

このレコードがアップグレード時に削除されない場合。

手作業でレコードを削除します。

FML を使用する従来の LCA

FML を使用する LCA の状況を確認します。

適用なし

適用なし

DSC 内のクラス

シリアライズするクラスが serializable になっているかどうかを確認します。

適用なし

シリアライズできるのは serializable クラスのみです。

Adobe LiveCycle Digital Signatures 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

HSM ベースの署名

証明書および秘密鍵証明書の有効期限をメモしておきます。

適用なし

適用なし

署名

証明書および秘密鍵証明書の有効期限をメモしておきます。

適用なし

適用なし

HSM ベースの署名の Web サービスベースの実装

新しいシステムへ移行する場合は、再デプロイします。

適用なし

BMC 実装に切り替えることもできます。詳しくは、「64 ビット Windows コンピューターでの HSM ベースの署名」を参照してください。

エンドポイント

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

電子メール

エンドポイントへの電子メール送信用に割り当てられたメールアドレスをメモしておきます。

アドレスが無効な場合。

管理コンソールにログインして、有効な電子メールアドレスを入力します。詳しくは「電子メールエンドポイントの設定」を参照してください。

監視フォルダー

監視フォルダーに割り当てられたパスをメモしておきます。

パスが存在せず、監視フォルダーへアクセスできない場合。

管理コンソールにログインして、可用性の高い場所に監視フォルダーを設定します。詳しくは「監視フォルダーエンドポイントの設定」を参照してください。

フォーム

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

フォームの数

フォームの数をメモしておきます。

適用なし

適用なし

フォームで使用される Web サービス

アップグレード後に使用するために URL をメモしておきます。

適用なし

適用なし

フォームの種類

使用しているフォームの種類(PDF、HTML、Adobe® Flex®、ガイド(非推奨)など)をメモしておきます。

適用なし

適用なし

ガイド(非推奨)

注意: 2012 年 3 月 10 日以降、Adobe® LiveCycle® ES のガイド機能は非推奨の機能になります。ガイド機能はアップグレードを目的とする場合にのみ使用でき、2 回のメジャーリリースの後に製品から削除される予定です。

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

カスタマイズされたガイドシステム(1.0)

カスタマイズされている場合は、カスタマイズされたファイルをバックアップします。

適用なし

適用なし

モバイル

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

プロビジョニングプロファイル

次の設定を確認します。
  • 暗号化

  • 存続期間

  • フォームアプリケーション

  • タスクアプリケーション

  • Content Services(非推奨)アプリケーション

  • オフラインサポート

  • Android

  • Apple iOS

  • AIR

  • BlackBerry

  • Windows Mobile

  • 必須の Android Microsoft eXchange ActiveSync®

  • Android における PIN の長さの最小値

  • Android におけるワイプ前のパスワード再入力回数の最大値

  • Android における削除時のワイプ

モバイルクライアントで PIN を使用しない場合、「PIN の長さの最小値」と「ワイプ前のパスワード再入力回数の最大値」にはどちらも 0(ゼロ)を設定します。このように設定しないと、クライアントのフォームリストにフォームがダウンロードされません。

デフォルトでは、Android における PIN の長さの最小値は 4 に設定されており、Android におけるワイプ前のパスワード再入力回数の最大値は 5 に設定されています。

Adobe LiveCycle Output 10 サービス

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

プリンター

すべてのプリンターの IP アドレスをメモし、それらのプリンターにアクセスできるかどうかを確認します。

プリンターにアクセスできない場合。

適用なし

Adobe LiveCycle PDF Generator 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

PDFG 3D

 

LiveCycle ES3 ではサポートされていない場合。

PDFG-3D は手作業でアンインストールする必要があります。詳しくは、「コンポーネントのアンインストール」を参照してください。

現在では、アドビのパートナー Prostep AG が、PDFG 3D サービスのサポートとアップグレードを行います。PDFG 3D のアップグレードを計画している場合は、Prostep AG にご連絡ください。連絡先の詳細および PDFG 3D の補足情報については、Prostep AG の Web サイト http://www.prostep.com/ を参照してください。

Adobe® Acrobat® のバージョン

Acrobat バージョンをメモしておきます。

適用なし

Acrobat X をインストールします。

Adobe LiveCycle Process Management 10/Adobe LiveCycle Workspace 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

エンドユーザーインターフェイス

サポートされているプラットフォームの組み合わせ』を参照して、Flex SDK、Flash Player、ブラウザーのサポートされているバージョンをインストールします。

適用なし

適用なし

プロセス数

LiveCycle 管理コンソールを使用して、プロセスの数をメモしておきます。

適用なし

適用なし

サービスの状態

LiveCycle 管理コンソールを使用して、すべてのサービスの状態を確認します。

サービスによっては、非アクティブ状態になっていてアップグレード時に例外発生の原因となる可能性があります。

それらのサービスが非アクティブになっていることが本来想定される状態でない場合は、Workbench からサービスを開始します。

TB_PROCESS_INSTANCE

TB_FORM_DATA

TB_JOB_INSTANCE

データ量をメモしておきます。

適用なし

適用なし

プロセスの状態

LiveCycle 管理コンソールを使用して、停止済みおよび実行中のプロセスの数をメモしておきます。

適用なし

停止済みおよび実行中のプロセスは、アップグレード後に再開できます。

Workspace のカスタマイズ

Workspace がカスタマイズされているかどうかを確認します。

カスタマイズ内容は移行できません。

アップグレード後に Workspace を再カスタマイズする必要があります。adobe-workspace-client.ear を書き出してバックアップします。アップグレード後に、デフォルトの Workspace クライアントを以前の EAR ファイルで置き換えます。

Adobe LiveCycle Reader Extensions 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

秘密鍵証明書

有効期限をメモしておきます。

適用なし

適用なし

カスタム秘密鍵証明書ファイル

カスタム秘密鍵証明書ファイルがある場合は、そのファイルを検索します。

適用なし

ES2 からアップグレードする場合は、デフォルトの秘密鍵証明書ファイルについてメモしておきます。

証明書

有効期限をメモしておきます。

適用なし

適用なし

Adobe LiveCycle Rights Management 10

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

LiveCycle サーバーの URL

既存 LiveCycle インストールの待ち受け URL をメモしておきます。

適用なし

LiveCycle ES3 へのアウトオブプレースアップグレードで既存のポリシーを引き続き動作させるには、アップグレード後のシステムのホスト名とポート(待ち受け URL)を既存のシステムと同じにすることが必要です。

ポリシー

ポリシーの数、ポリシーセットの数、および、それらのポリシーやポリシーセットに設定できる権限の数をメモしておきます。

適用なし

適用なし

データベースのサイズ

Rights Management データベースのサイズをメモしておきます。

適用なし

適用なし

User Management

チェック対象項目

作業項目

注意点

関連情報

LDAP の同期

LDAP が同期していることと、LDAP の認証が意図したとおり機能していることを確認します。

適用なし

適用なし

正規名

適用なし

適用なし

ユーザーの正規名は UI に表示されませんが、アップグレード後には表示されます。