hostPseudoModel オブジェクトは、ホストモデルのルートオブジェクトです。実行時にホストのプロパティとメソッドを使用します。
ホストの例としては、Acrobat や XFAPresentationAgent(サーバー)などがあります。ホストによっては一部のプロパティやメソッドをサポートしていない場合があります。例えば、XFAPresentationAgent では xfa.host.messageBox をサポートしていません。
プロパティ
名前
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説明
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型
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アクセス権
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appType
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現在フォームが存在するクライアントアプリケーションの名前を指定します。
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文字列
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読み取り
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calculationsEnabled
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計算スクリプトを実行するかどうかを指定します。
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ブール値
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読み取り / 書き込み
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currentPage
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実行時に、現在アクティブな文書のページを設定します。
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整数値
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読み取り / 書き込み
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language
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実行中のホストアプリケーションの言語を返します。
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文字列
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読み取り
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numPages
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現在の文書のページ数を返します。
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整数値
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読み取り
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platform
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スクリプトを実行しているコンピューターのプラットフォームを返します。
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文字列
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読み取り
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title
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ドキュメントのタイトルを設定および取得します。クライアントアプリケーションでのみ使用できます。
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文字列
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読み取り / 書き込み
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validationsEnabled
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検証スクリプトを実行するかどうかを指定します。
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ブール値
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読み取り / 書き込み
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variation
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スクリプトを実行しているアプリケーションのパッケージを表します。
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文字列
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読み取り
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version
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現在のアプリケーションのバージョン番号を指定します。
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文字列
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読み取り
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メソッド
名前
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説明
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戻り値
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beep
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システムにサウンドを再生させます。クライアントアプリケーションでのみ使用できます。
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なし
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currentDateTime
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(currentDateTime)現在の日付および時間が ISO 8601 形式(YYYYMMDDTHHMMSS)で返されます。
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文字列
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documentCountInBatch
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現在のバッチ内のドキュメント数を判定します。
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整数値
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documentInBatch
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バッチ内における現在のドキュメントの序数を判定します。
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整数値
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exportData
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データを現在のフォームから XDP 形式または XML 形式のいずれかでファイルに書き出します。
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なし
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getFocus
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現在入力フォーカスを持っているフォームオブジェクトを検索し結果を返します。
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オブジェクト
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gotoURL
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指定された URL を取得します。クライアントアプリケーションでのみ使用できます。
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なし
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importData
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指定されたファイルから現在のフォームにデータを読み込みます。
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なし
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messageBox
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画面にダイアログボックスを表示します。クライアントアプリケーションでのみ使用できます。
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整数値
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openList
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参照構文式で指定したコンボボックスを開きます。
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なし
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pageDown
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フォームの次のページに移動します。pageDown メソッドは実行時に使用します。
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なし
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pageUp
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フォームの前のページに移動します。pageUp メソッドは実行時に使用します。
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なし
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print
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ドキュメントの指定したページ番号を印刷します。クライアントアプリケーションでのみ使用できます。
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なし
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resetData
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ドキュメント内のフィールドをデフォルト値にリセットします。
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なし
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response
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質問およびユーザーが答えを入力するためのフィールドを含むダイアログボックスを表示します。戻り値はユーザーの応答を含んだ文字列となります。ユーザーがダイアログボックスの「キャンセル」ボタンを押すと、応答は NULL になります。
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文字列
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setFocus
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参照構文式で指定したフォームオブジェクトにキーボードフォーカスを設定します。
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なし
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