表を挿入、移動、削除する

表を挿入する

FrameMaker で表を挿入する方法と、表変数の種類について説明します。

空白の新しい表を挿入する場合は、その表で使用する書式を選択します。 表書式は、段落書式や文字書式と同様にカタログに保存されます。 セル内のどの段落にもそれぞれ異なる書式を適用できます。また、段落の書式を変更することもできます。

  1. 表を固定する位置のテキスト行をクリックします。 表は、脚注以外であればどこにでも挿入できます。

  2. > 表を挿入を選択します。

  3. 必要に応じて、列数、行数、ヘッダー行数またはフッター行数を変更します。

  4. 表の書式を選択します。必要な書式がリストにない場合は、別の文書から書式を取り込むことができます。

  5. 挿入する表の変数タイプ(「継続」または「シート」)を選択します。 表変数について詳しくは、「継続テキストを入力する」を参照してください。

  6. 「挿入」をクリックします。

    アンカー記号 アンカー記号 は、制御記号の表示中に挿入ポイントの位置に表示されますアンカー記号を削除すると、表が削除されます。

注意: 複数コラムのページレイアウトでは、複数のコラムにまたがるように表を配置できます。この場合、段落の連結によって表の位置が変わる場合があります。

表エレメントを挿入する (構造化文書)

FrameMaker で構造化文書に表エレメントを挿入する方法について説明します。

表は、テキスト内の特定の位置に固定されます。 テキストを編集すると、それに応じて文書内で表が移動します。 アンカー記号 アンカー記号 は、ドキュメントウィンドウでは、表を固定した位置に表示されます。

表を挿入するとき、表のアンカー位置を指定します。 例えば、<p> エレメントの中に <p> の子エレメントとして表を配置できます。また、<セクション> エレメントの中で <p> やセクション内の他のエレメントの兄弟として表を配置することもできます。どちらに配置するかは、エレメントが文書タイプに対してどのように定義されているかによって決定されます。

  1. 表を挿入する位置をクリックします。

  2. エレメント カタログで表エレメントを選択して 「挿入」をクリックします。

    注意: その他の表パーツエレメントを表に追加するには、エレメントカタログをガイドとして使用します。
  3. 必要に応じて、列数、行数、ヘッダー行数またはフッター行数を変更します。

  4. 表書式を変更するには、スクロールリストから書式を選択します。 あらかじめ書式が選択されている場合も、書式の変更は可能です。これは書式ルールの変更とは見なされません。

    表書式を変更する前に、開発者に相談してください。 必要となる書式ごとに、個別のエレメントをあらかじめエレメントカタログに定義できます。

  5. 挿入する表の変数タイプ(「継続」または「シート」)を選択します。 表変数について詳しくは、「継続テキストを入力する」を参照してください。

  6. 「挿入」をクリックします。挿入ポイントにアンカー記号 アンカー記号 が表示され、定義済みの下位レベル(ディセンダント)エレメントと共に表が挿入されます。 構造図には、新しいエレメントを表すブロックが表示されます。

  7. 新規エレメントの属性 ダイアログボックスが表示されたら、表エレメントの属性値を入力し、「エレメントを挿入」をクリックします。

    ヒント: 表のセルを選択してマウスを右クリックすると、セルを編集するための状況依存メニューが表示されます。 また、QuickAccess バーを使用して表コマンドをすぐに適用することもできます。

指定した場所に挿入できる表エレメントが定義されていない場合は、無効なエレメントを使用することができます。 その位置でこのエレメントを有効にするには、開発者に相談してください。

無効な表エレメントを使用する

FrameMaker での無効な表エレメントの使用方法について説明します。

ヒント: 初期設定タグが付いた無効な表を有効な表に変更するにはかなりの作業が必要です。 定義済みの表を使用して作業することをお勧めします。

表を表セル内に配置する

FrameMaker で表を表セル内に配置する方法について説明します。

  1. 表をネストするセルをクリックします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • 挿入 > アンカー枠を選択します。

      • 非構造化文書の場合、このコマンドによりアンカー枠が作成され、現在の行の下に配置されます。アンカー枠の幅と高さは、挿入する表の幅と高さより少し大きくなるように設定してください。

      • 構造化文書の場合、このコマンドによりエレメントが挿入されます。アンカー枠 ポッドで、エレメントタグ ポップアップメニューからフレームエレメントを選択します。

    • 構造化文書: エレメント カタログで、空白のアンカー枠を作成するためのグラフィックエレメントを選択して 「新規枠」をクリックします。

  3. アンカー枠がセルより大きい場合は、列のサイズを修正します。

  4. ツールポッドの テキスト枠 ツールを使用して、アンカー枠内にテキスト枠を作成します。

  5. テキスト枠内をクリックし、 > 表を挿入を選択します。

重要: アンカー枠の内容は構造化メインフローの一部ではないので、SGML または XML に文書を書き出すとき、アンカー枠の内容が失われる可能性があります。 文書を SGML または XML に書き出すときに枠に配置した表のデータが失われないようにするには、アプリケーション開発者に相談してください。

表をコピー、移動、削除する

FrameMaker で表をコピー、移動、削除する方法を説明します。

構造化していない表を構造化フローにコピーまたは移動すると、その表には <TABLE><HEADING><ROW>などのデフォルトのエレメントを持つ基本構造が割り当てられます。構造化した表を構造化していないフローにコピーまたは移動した場合、その表の構造が無効になることがあります。

  1. Ctrl キーを押しながらセルをトリプルクリックして表全体を選択するか、または 構造図内の表ブロックをクリックします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • 表をコピーするには、編集 > コピーを選択します。

    • 表を移動するには、編集 > カットを選択します。ダイアログボックスが表示されたら、「セルを削除」をクリックし、「OK」をクリックします。次に、表の移動先の位置をクリックして、 編集 > ペースト. 表を正しい位置にペーストするために、ペーストを行う前に エレメント カタログを参照するようにしてください。

    • 表を削除するには、Deleteキーを押します。この場合、削除した表はクリップボードには保存されません。

    ヒント: 構造図 で、表ブロックをドラッグすることで表を移動することができます。また、Alt キーを押しながら表ブロックをドラッグすることで表をコピーすることができます。

January 24, 2022

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