アップデート設定の ActionScript コードまたは JavaScript コードの定義

これらの設定パラメーターは、次に示すようにアプリケーションのコードを使用して設定することもできます。

appUpdater.updateURL = " http://example.com/updates/update.xml"; 
appUpdater.delay = 1;

Updater オブジェクトのプロパティは updateURL および delay です。これらのプロパティでは、設定ファイルの updateURL エレメントおよび delay エレメントと同じ設定(アップデート記述ファイルの URL およびアップデートのチェックの間隔)を定義します。設定ファイルおよびコード内の設定を両方とも指定した場合は、コードで設定されたプロパティが、設定ファイル内の対応する設定より優先されます。

updateURL プロパティは、設定ファイルまたはスクリプトで定義する必要があります( アップデート記述ファイルの定義と Web サーバーへの AIR ファイルの追加 を参照してください)。このプロパティは、Updater を使用する前、つまり Updater オブジェクトの initialize() メソッドを呼び出す前( アップデートフレームワークの初期化 を参照してください)に定義する必要があります。

ApplicationUpdaterUI フレームワークでは、Updater オブジェクトの次のような追加のプロパティを定義します。

  • isCheckForUpdateVisible - アップデートの有無をチェックダイアログボックス、アップデートなしダイアログボックスおよびアップデートエラーダイアログボックスに対応

  • isDownloadUpdateVisible - アップデートのダウンロードダイアログボックスに対応

  • isDownloadProgressVisible - ダウンロードの進捗状況ダイアログボックスとダウンロードエラーダイアログボックスに対応

  • isInstallUpdateVisible - アップデートのインストールダイアログボックスに対応

  • isFileUpdateVisible - ファイルのアップデートダイアログボックス、ファイルのアップデートなしダイアログボックスおよびファイルエラーダイアログボックスに対応

  • isUnexpectedErrorVisible - 予期しないエラーダイアログボックスに対応

各プロパティは、ApplicationUpdaterUI ユーザーインターフェイスの 1 つ以上のダイアログボックスに対応しています。各プロパティは Boolean 値で、デフォルト値は true です。 false に設定した場合、対応するダイアログボックスはアップデート中に表示されません。

これらのダイアログボックスのプロパティは、アップデート設定ファイル内の設定をオーバーライドします。