| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.0 |
このインターフェイスは、動的に作成されたビジュアルエレメントが、自分が表示される前に自分を設定するために使用できるメソッドを提供します。このメソッドは、ファクトリによって生成されたビジュアルエレメントが作成または再使用されるときに必要に応じて呼び出されます。 このメソッドは直接呼び出さないでください。
これは、ファクトリによって生成されたすべてのビジュアルエレメント用のオプションインターフェイスです。ただし、次の itemRenderer は例外です。caretIndicator、hoverIndicator、editorIndicator、selectionIndicator、columnSeparator、rowSeparator、alternatingRowColorsBackground(DataGrid を参照)、sortIndicator(GridColumnHeaderGroup を参照)。 通常、このインターフェイスは、生成されたビジュアルエレメントを DataGrid のスタイル値で設定するために使用されます。例えば、DataGrid の「symbolColor」スタイルの値をキャレットの塗りの色に使用するには、次のような prepareGridVisualElement() メソッドを定義します。
public function prepareGridVisualElement(grid:Grid, rowIndex:int, columnIndex:int):void
{
caretStroke.color = grid.dataGrid.getStyle("caretColor");
}
rowIndex パラメーターおよび columnIndex パラメーターでは、ビジュアルエレメントが占有するセルを指定します。 columnIndex = -1 の場合は、ビジュアルエレメントが Grid 行に表示されます。rowIndex = -1 の場合は、ビジュアルエレメントが Grid 列に表示されます。
DataGridSkin.mxml には、このような例が他にもたくさんあります。カスタム DataGrid スキンのビジュアルエレメントでは、追加の柔軟性が不要な場合、このインターフェイスを実装しないように選択できます。