XML データを XDP データ用に設定された XML 変数に保存するには、XDP 固有の要素を含む XPath 式を使用します。例えば
xmlVar
という名前の xml 変数に次の XML コードが格納されているとします。
<root>
<first_child>This is the first child of root</first_child>
</root>
プロセスは、XDP データ用に設定された xml 変数の
xdpVar
という変数に XML データを格納する必要があります。有効な XDP 形式を使用して xdpVar 変数に XML を保存するには、Set Value サービスで次の XPath 式を使用します。
/process_data/xdpVar/xdp/datasets/data = /process_data/xmlVar
xdpVar 変数には現在次の XML が格納されています。
<xdp:xdp xmlns:xdp="http://ns.adobe.com/xdp/">
<xfa:datasets xmlns:xfa="http://www.xfa.org/schema/xfa-data/1.0/">
<xfa:data>
<first_child>This is the first child of root</first_child>
</xfa:data>
</xdp:xdp>
注意:
xdpVar には xmlVar からの
root
要素が含まれません。次の式は xdpVar に
root
要素を作成します。/process_data/xdpVar/xdp/datasets/data/root = /process_data/xmlVar
XDP 要素の上書き
XDP データ用に設定された xml 変数に XML データを直接保存すると、変数が初期化された XDP 要素が上書きされます。次の XPath 式には、前の例の xml 変数が含まれています。
/process_data/xdpVar = /process_data/xmlVar
次の XML コードは xdpVar 変数の結果の内容です。
<root>
<first_child>This is the first child of root</first_child>
</root>
XDP データを保存するための XML 変数の設定:
-
「Variables」表示で、xml 変数をダブルクリックして、Variable ダイアログボックスを開きます。
-
「Store Form Data As XDP」を選択し、「OK」をクリックします。