認証署名に適用されるタイムスタンプ情報を設定するためのプロパティです。
Time Stamp Server URL
TSP サーバーの URL を設定します。値が指定されていない場合、ローカルシステムのタイムスタンプが適用されます。
Time Stamp Server Username
必要に応じて、TSP サーバーにアクセスするためのユーザー名を設定します。
Time Stamp Server Password
必要に応じて、TSP サーバーにアクセスするためのユーザー名のパスワードを設定します。
Time Stamp Server Hash Algorithm
タイムスタンププロバイダーに送信された要求のダイジェストの作成に使用するハッシュアルゴリズムを設定します。デフォルト値は SHA1 です。次のいずれかの値を選択します。
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SHA1:
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160 ビットのハッシュ値を持つ Secure Hash Algorithm
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SHA256:
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256 ビットのハッシュ値を持つ Secure Hash Algorithm
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SHA384:
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384 ビットのハッシュ値を持つ Secure Hash Algorithm
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SHA512:
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512 ビットのハッシュ値を持つ Secure Hash Algorithm
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RIPEMD160:
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160 ビットのメッセージダイジェストアルゴリズムを使用し、FIPS には準拠していない RACE Integrity Primitives Evaluation Message Digest
Revocation Check Style
監視失効ステータスから CRL プロバイダーの証明書の信頼ステータスを確認するために使用する失効確認スタイルを設定します。デフォルト値は BestEffort です。次のいずれかの値を選択します。
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NoCheck:
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失効を確認しません。
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BestEffort:
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可能であれば、すべての証明書の失効を確認します。
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CheckIfAvailable:
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失効情報が利用できる場合にのみ、すべての証明書の失効を確認します。
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AlwaysCheck:
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すべての証明書の失効を確認します。
期限切れのタイムスタンプを使用
このオプションは、証明書の検証時に有効期限切れのタイムスタンプを使用する場合に選択します。このオプションの選択を解除すると、有効期限切れのタイムスタンプは使用されません。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
Predicted Time Stamp Token Size (In Bytes)
TSP 応答の推定サイズ(バイト単位)を設定します。このサイズは、PDF ドキュメントに署名ホールを作成する場合に使用します。この値は、設定済みの TSP から返されるタイムスタンプの最大サイズに一致します。有効な値は
60
~
10240
です。デフォルト値は
4096
です。
注意:
小さすぎる値を設定すると、操作が失敗する可能性があります。ただし、大きすぎる値を設定すると、サイズが必要以上に大きくなります。タイムスタンプサーバーが 4096 バイト未満の応答サイズを必要とする場合を除き、この値は変更しないことをお勧めします。
Send Nonce
このオプションは、要求で nonce を送信する場合に選択します。「
nonce
」は、時間によって変化するパラメーターです。これらのパラメーターには、タイムスタンプ、Web ページ訪問カウンターまたは特別なマーカーを使用できます。このパラメーターは、ファイルの不正な再生や複製を制限または防止するためのものです。このオプションの選択を解除すると、nonce は要求で送信されません。デフォルトでは、このオプションは選択されています。