実行時のプロパティを追加するには

フォームデザインに実行時のプロパティを使用すると、実行時に特定の種類の情報をフォームに表示できます。表示できる情報の種類は、現在のページ、ページ数、現在の日時、ビューアのロケール、ビューアの名前、ビューアのバージョンです。

実行時のプロパティは次のオブジェクトに挿入できます。

  • 数値フィールド

  • テキスト(Text)

  • テキストフィールド

実行時のプロパティは、フィールドの値にのみ挿入できます。フィールドのキャプションには挿入できません。

実行時のプロパティをテキストオブジェクトに追加するには、挿入メニューにあるコマンドを使用します。また、種類リストを使用して、実行時のプロパティをテキストフィールドオブジェクトまたは数値フィールドオブジェクトに追加することもできます。Designer によって、目的の値を生成する演算スクリプトとプロパティに基づくデフォルト値と共に、実行時のプロパティが選択したオブジェクトに追加されます。

注意: 「現在のページ」実行時プロパティをオブジェクトに追加する場合は、グローバル連結オプションを適用しないでください。このオプションを適用すると、各ページに一意のページ番号ではなく同じページ番号が適用されます。

実行時のプロパティをテキストオブジェクトに追加するには

  1. テキストオブジェクトをクリックします。

  2. 「挿入」を選択してから、挿入する実行時のプロパティを選択します。

テキストフィールドまたは数値フィールドオブジェクトに実行時のプロパティを追加するには

  1. テキストフィールドまたは数値フィールドをクリックします。

  2. オブジェクトパレットの「値」タブをクリックし、種類リストから「計算済み - 読み取り専用」を選択します。「実行時のプロパティ」オプションが表示されます。

  3. 「実行時のプロパティ」を選択し、その下に表示されるリストから挿入する実行時のプロパティを選択します。