キャプションはオブジェクトライブラリパレットの多くの標準フィールドオブジェクトでサポートされています。キャプションは、フォームフィールドに関するテキスト情報をユーザーに提供します。
キャプションをサポートするオブジェクトをフォームデザインに追加すると、Designer によってキャプションにデフォルト名が割り当てられます。デフォルト名は、オブジェクトの名前です。例えば、フォームデザインにリストボックスオブジェクトを追加した場合、デフォルトのキャプションは「リストボックス」になります。
フォームデザインの作成時には、オブジェクトのキャプションが、そのフォームデザイン自体のオブジェクトの横(デフォルト位置)と、オブジェクトパレットの「フィールド」タブの 2 か所に表示されます。
キャプションテキストを編集するには、オブジェクトパレットの「フィールド」タブを使用するか、ページ上のキャプションテキストを直接編集します。入力するに従ってテキストが折り返される場合は、オブジェクトのサイズを大きくすると、テキストが適切に表示されます。オブジェクトに白い十字が付いた赤いボックス
が表示されている場合は、オブジェクトのサイズを変更するか、キャプションのために空けておく領域を調整する必要があります。領域サイズに 0 を設定すると、キャプション領域は自動調整され、キャプション全体に合うように調整されます。キャプションは保護されているので、ユーザーがフォームに入力しているときに変更されることはありません。
注意:
キャプションをデータソースに連結すると、「レイアウト」タブで「キャプションの位置」を「なし」に設定している場合でも、キャプションは常にフォームに表示されます。
フィールドオブジェクトの配置を調節するときに、キャプションを誤って変更することがないようにするには、「テキストのロック」コマンドを使用します。このコマンドを使用すると、フィールドオブジェクトを簡単に移動できる一方で、キャプションは簡単に変更できなくなります。
注意:
フィールドオブジェクトがロックされている場合、キャプションを選択したり編集したりすることはできません。
オブジェクトをロックするには
を参照してください。