再編集ビデオで使用できるアセット

再編集ビデオは、シーンで構成されます。キャプション、グラフィック、ビジュアル効果、サウンドトラック、その他の Scene7 アセットを使用して、再編集ビデオのシーンをより効果的に見せることができます。各シーンには、6 つのアセットを入れることができます。
注意: Scene7 には、再編集ビデオで使用できるサンプルアセットが用意されているほか、独自のアセットをアップロードすることができます。サンプルアセットは、再編集ビデオウィンドウのサンプルの eVideo コンテンツパネル(アセットライブラリの一番下)に用意されています。独自アセットの使用について詳しくは、 アセットの設計とタグ付け を参照してください。
オーディオ
サウンドトラックを再編集ビデオ全体に適用します。プロパティインスペクタを使用して、独自の埋め込み済みオーディオを含むビデオシーンのサウンドトラックのボリュームを制御します。

背景色
カスタム背景色をシーンに適用します。プロパティインスペクタで様々な色を選択できます。

枠線
再生時にシーンの枠になるグラフィックオーバーレイを追加します。例えば、ドレープ枠線はビデオにカーテンを追加して、映画館でビデオを観ているような効果を与えます。枠線は調整不能で、常に最も上にあるレイヤーです。シーンごとに 1 つの枠線を使用するか、グローバルドロップゾーンにドラッグして同じ枠線をすべてのシーンに適用することができます。

キャプション
画面上に表示されるテキストボックスを追加します。BasicCaption キャプションを使用してテキストを入力します。キャプションは画面上の任意の場所に配置できます。シーンごとに複数のキャプションを使用することも、グローバルドロップゾーンにドラッグして 1 つのキャプションをすべてのシーンに適用することもできます。

エフェクト
シーンのトーンまたは特性を変更します。例えば、シーンをぼかしたり、明るくしたり、暗くしたり、シーンに輝きやコントラストを追加したりできます。エフェクトはシーン全体に適用されます。エフェクトを適用した後、プロパティインスペクタウィンドウで微調整することができます。複数のエフェクトを使用して、目的の結果を得ることができます。ドラッグアンドドロップすると、エフェクトは重なります。エフェクトの順序を変更して、別のレイヤーに適用することができます。グローバルドロップゾーンにドラッグして 1 つのエフェクトをすべてのシーンに適用することができます。

グラフィック
グラフィックをビデオやその他の画像の上に配置するには、目的のグラフィックをステージまたはシーンラインにドラッグします。この方法で使用されるグラフィックは オーバーレイ と呼ばれます。オーバーレイとして指定した任意の画像をグラフィックとして使用できます。グラフィックをステージに配置した後、プロパティインスペクタウィンドウを開いて、グラフィックに対して透明度コマンド、深さレベル(z 順序)およびレイヤーブレンドコマンドを選択できます。画像終了時間コントロールハンドルを 最長 60 秒までドラッグして、グラフィックが画面に表示される時間を指定できます(オーバーレイがビデオの上に表示されている場合、オーバーレイはビデオシーンと同じ時間表示されます)。シーンあたり最大 6 個のグラフィックを使用できます(シーンあたりの最大アセット数は 6 です)。

トランジション
シーンの切り替えをはっきりさせたり、シーン間の切り替えをスムーズに行います。例えば、ぼかしの切り替えの場合には、最初のシーンはぼかした状態で終わり、次のシーンはぼかした状態で始まり、徐々に焦点が合ってきます。プロパティインスペクタで、トランジションのデュレーションを制御したり、切り替え時にオーディオをフェードインおよびフェードアウトしたりできます。

ビデオ
シーンの作成には、「Scene7 Video」プリセットでエンコードされたアップロード済みビデオを使用します。ビデオをスクラブして目的の編集ポイントを選択し、はさみボタン を使用してビデオを 2 つの部分に分割できます。各ビデオのインポイントとアウトポイントを変更して、長いビデオを短いセグメントに分割することもできます。複数のビデオを組み合わせて再編集ビデオを作成することができます。
注意: 再編集ビデオで、表示されているアセットにリンクを追加することができます。トランジションまたはビデオフレームにはリンクを追加できません。