ユーザ定義フィールド

Media Portal 管理者または会社管理者が、ユーザ定義のカスタムメタデータフィールドを作成できます。カスタムフィールドを使用して、Scene7 Publishing System のアセットを整理できます。また、必要に応じてこのフィールドを「アクティブ」としてマークすることもできます。アクティブ化すると、これらのカスタムメタデータフィールドの名前は、詳細ビューのメタデータパネルに表示されます。ユーザは、ユーザ定義メタデータフィールドに情報を入力して、アセットの説明を追加することができます。また、ユーザ定義メタデータフィールドを検索条件にすることもできます。

ユーザ定義メタデータフィールドの効果的な使用方法の 1 つとして、特定の発売(販売)でアセットのアクティブ化の時間を遅らせることができます。「アクティブ化」と「非アクティブ化」のフィールドを定義します。どちらのフィールドも日付型に基づいています。その後、 詳細 ビューまたは ファイル 情報を編集 メタデータ パネルを使用して、アセットをアクティブ化する時間と非アクティブ化する時間を指定できます。Scene7 Publishing System は、アセットの公開ステータスと公開ヒストリーを確認します。アクティブ化の時間内でない場合は、公開ステータスに「未公開」が表示されます。

注意: 詳細ビューのメタデータパネルにユーザ定義メタデータフィールドが表示されるようにするには、メタデータビューにユーザ定義フィールドを追加します。メタデータビュー画面で、「UDF を含める」オプションを選択します。詳しくは、 メタデータビュー を参照してください。
重要: ユーザ定義のカスタムフィールドを使用してアセットを検索するには、 設定 個人設定 をクリックし、 「検索にユーザ定義フィールドを含める」 を選択します。詳しくは、 個人設定 を参照してください。

ユーザ定義メタデータフィールドの作成

  1. 設定 アプリケーション設定 メタデータ ユーザ定義フィールド をクリックします。

  2. 「追加」 をクリックします。

  3. カスタムフィールドダイアログボックスで、目的のオプションを設定します。

    名前
    メタデータフィールドの名前を入力します。

    種類
    ユーザがメタデータフィールドに入力できる情報の種類を定義するオプションを指定します。
    文字列
    テキスト文字列です。

    整数
    整数です。

    浮動小数点
    浮動小数点数です。

    はい / いいえ
    「はい」または「いいえ」のブール値です。

    日付
    日付です。MM/DD/YYYY 形式で指定できます。

    ファイル名
    ファイルの名前です。

    カラー
    色の名前です。

    サイズ
    アセットの幅と高さです。

    不明な種類
    後方互換性を確保するための設定です。このオプションを選択してはいけません。

    初期設定値
    必要に応じて、ユーザがフィールドに入力する可能性が最も高い値を入力します。入力した値が、作成したフィールドの初期設定値になります。

    適用先
    特定のアセットタイプにのみメタデータフィールドを適用する場合は、アセットタイプを選択します。
    重要: ユーザ定義フィールドを作成した後に「適用先」オプションは変更できないため、「適用先」オプションを選択する場合は注意してください。Scene7 では、ユーザ定義フィールドの名前、タイプ、初期設定値は編集できますが、「適用先」設定は変更できません。

  4. メタデータフィールドの作成が完了したら、 「保存」 をクリックします。

ユーザ定義フィールドの管理

ユーザ定義フィールド画面には、ユーザ定義のカスタムメタデータフィールドを管理するためのコマンドが用意されています。

Media Portal 管理者または会社管理者のみが、ユーザ定義フィールドを管理できます。

この画面を開くには、 設定 アプリケーション設定 メタデータ ユーザ定義フィールド を選択します。

フィールドの編集
フィールドを選択し、 「編集」 をクリックします。

フィールドの削除
フィールドを選択し、 「削除」 をクリックします。

フィールドのアクティブ化/非アクティブ化
フィールド名の横に表示される「アクティブ」オプションをクリックして選択または選択解除します。ユーザーが会社の管理の役割を持っている場合、このオプションが表示されない場合があります。このオプションは Media Portal に関連するので、個人設定で「 Media Portal 機能を表示 」を選択して(オンにして)、フィールドのアクティブ化と非アクティブ化を確認する必要があります。