変数の作成

変数は Variables ビューで作成します。変数を作成する場合、次のプラクティスをお勧めします。

  • 一般的な命名スタイルを使用します。

  • 識別名を使用します(特に、変数がユーザーインターフェイスに表示される場合)。Workspace などで変数がユーザーに表示される場合は、Title 文字列を指定します。可変のタイトルを追加する場合、Workspace で可変の名前の位置に変数を表示するときに、そのタイトルが表示されます。

  • 変数では大文字と小文字が区別されます。プロセスで変数を参照するときは、大文字と小文字を区別してください。

変数を使用する場合、次のベストプラクティスを考慮してください。

  • 変数は、プロセスで必要な数だけ作成できます。ただし、データベースのリソースを確保するため、必要最低限の変数を使用し、必要に応じて変数を再利用してください。

  • 入力変数を作成し、監視フォルダーを使用してプロセスを呼び出す場合、変数は document 型か、document 値を含む listmap 変数を設定する必要があります(documentを参照)。

注意: 変数の型によっては、保持するプロパティを設定できることがあります。例えば、多くの変数型にデフォルト値を設定できます。

変数を作成するには:

  1. Variables ビューで、「Create New Variable」 をクリックします。

    Variables ビューを右クリックして「Create New Variable」を選択します。

  2. 「Name」ボックスで、命名規則に従って変数名を入力します。

    • 有効な XML 文字のみを含んだ有効な XML 要素名であること。

    • 先頭文字が数字でないこと。

    • 文字数が 100 文字未満であること。

    • 一意にする必要があります。したがって、idcreate_timeupdate_timecreator_id、または status にすることはできません。これらは、プロセスデータモデルで常に予約されている変数です。

  3. 「Title」ボックスに、ユーザーインターフェイスウィンドウまたはダイアログボックスで表示される変数のラベルを入力します。入力しない場合、変数名がこれらの場所で使用されます。

  4. 「Description」ボックスに変数の説明を入力し、開発者が変数の目的を把握できるようにします。

  5. 「Type」リストで、変数のデータ型を選択します。選択するデータ型は、変数が保持する値およびプロセスの要件によって異なります(変数型リファレンスを参照)。

    データ型が「Type」リストに存在しない場合、省略記号ボタンをクリックして「Find Type」を選択し、「Search」ボックスで検索文字列を入力して「Search」をクリックし、表示されたリストからデータ型を選択して「OK」をクリックします。

    検索文字列には一連の文字を指定します。その一連の文字を含むデータ型が見つかります。アスタリスク(*)などのワイルドカード文字は使用できません。

  6. 「Type」が map または list である場合、「Sub-type」リストでサブデータ型を選択します。その他のデータ型の場合、「Sub-type」リストは使用しません。

  7. 変数がプロセスデータの保存に使用される場合、「Purpose」領域の「Process Variable」を選択します。

    • プロセスの開始時に指定された入力データをこの変数に格納する場合は、「Input」を選択します。

    • プロセスが完了したときにその開始者に返されるデータをこの変数に格納する場合は、「Output」を選択します。

    • プロセスの開始に必須の入力データが変数に保存される場合、「Required」を選択します。

  8. 変数を使用してすべてのプロセスインスタンスで使用する定数データ値を保存する場合、「Configuration Parameter」を選択します。

  9. データ型の定義で長さを指定するには、次のいずれかを実行します。

    • 最大長を指定するには、「Maximum Length」を選択し、ボックス内に数値を入力します。

    • 制限なしを指定するには、「Unlimited」を選択します。

  10. 変数に特定の設定が必要な場合、「Datatype Specific Settings」領域に必要な情報を入力します。この手順は、特定の変数型にのみあてはまります(変数型リファレンスを参照)。

    設定パラメーター変数のデフォルト値を指定する場合、プロセスを保存するとサーバーの値を更新できます。

  11. 「OK」をクリックします。