共通変数の作成

共通変数は、Workspace 内の検索機能とプロセスの追跡を強化するために設計されました。これは定義可能な一連の変数です。LiveCycle 環境で、すべてのアプリケーションを対象として、長期間有効なプロセスで使用できます。共通変数はプロセス変数と類似していますが、共通変数は、プロセスのローカル変数ではなく、コンテナーアプリケーションです。

プロセス内で共通変数を使用する場合、共通変数と、プロセスに固有の変数が Workspace に表示されます。

例えば、共通変数として Customer ID が定義された場合、Workspace ユーザーは Customer ID を使用して、すべてのプロセスから同じ顧客に関連するすべてのタスクを検索できます。共通変数は、Workspace の列見出しとしても表示されます。共通変数値に基づいて、To-Do リストや Tracking リストをフィルターできます。

  1. Workbench で 「File」/「Get Application」をクリックし、Get Applications パネルにアクセスします。

  2. Process Manager (common-variables)」を選択し、「Ok」をクリックします。

  3. Applications ビューで、「Process Manager (common-variables)/1.0 」をチェックアウトし、Process Manager(common-variables)プロセスを開きます。

    注意: このプロセスは変数の定義にのみ使用してください。このプロセスにアクティビティは追加しないでください。
  4. わかりやすい名前の付いた変数を、適切な変数型で作成します。ただし、単純な変数型を使用することをお勧めします。詳しくは、変数の作成を参照してください。

  5. アプリケーションをチェックインしてデプロイすると、共通変数の作成が完了します。

  6. 作成した変数は、XPath 式ビルダーの共有データツリーで表示されるようになります。