「Create Document」操作

SharePoint リポジトリでドキュメントを作成します。ドキュメントが存在する場合、この操作は既存ドキュメントの絶対 URL と false フラグを返します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Login Settings プロパティ

Connector for Microsoft SharePoint サービスを呼び出すログイン設定。

Login Mode

操作が SharePoint で認証される方法を表す com.adobe.livecycle.crc.sharepoint.client.types.LoginSettings 値。有効値は、INVOCATION_CONTEXT(Use Credentials from process context)および USER_CREDENTIALS(Use User Credentials)です。

リテラル値を指定する場合は、次のいずれかのオプションを選択します。

Use Credentials From Process Context:
SharePoint 認証のプロセスコンテキストからの LiveCycle User Management 秘密鍵証明書を使用します。

Use User Credentials:
指定した User Name プロパティおよび Password プロパティを使用して、SharePoint サーバーの認証を受けます。

Hostname

(オプション)Microsoft SharePoint をホストするマシンのホスト名を指定する string 値。また、「Hostname」フィールドを使用してホスト名とポートを [hostname]:[port number] という形式で指定することにより、80 以外のポート番号で実行している Web アプリケーションと接続できます。

このフィールドは、「Login Mode」が Use User Credentials に設定されている場合のみ使用されます。デフォルト値はありません。

User Name

(オプション)SharePoint サーバーとの接続に使用されるユーザー名を指定する string 値。ユーザーアカウントが Windows ローカルユーザーであるか SharePoint サイトのフォーム認証を使用して設定されたユーザーである場合は、ユーザー名のみが必要です。ただし、Windows 認証対応サイトのドメインユーザーは、ドメイン名とログイン名の両方を domainName¥LoginName という形式で指定する必要があります。

このフィールドは、「Login Mode」が Use User Credentials に設定されている場合のみ使用されます。デフォルト値はありません。

Password

(オプション)SharePoint サーバーとの接続に使用されるパスワードを指定する string 値。このフィールドは、「Login Mode」が Use User Credentials に設定されている場合のみ使用されます。デフォルト値はありません。

Domain

(オプション)SharePoint サーバーが存在するドメインを指定する string 値。このフィールドは、「Login Mode」が Use User Credentials に設定されている場合のみ使用されます。

Site and Document Library Information プロパティ

ドキュメントが作成される SharePoint サイトおよびドキュメントライブラリを識別するプロパティ。

Site URL

Microsoft SharePoint サイトの URL を指定する string 値。スラッシュをパスに付加しないでください。リテラル値を指定する場合は、URL を入力するか、または「Sites」をクリックしてホストマシン上の既存の SharePoint サイトを参照します。デフォルト値はありません。

Document Library Name

ドキュメントライブラリ名を指定する string 値。参照して、選択したサイトにおけるすべての既存ドキュメントライブラリを表示できます。リテラル値を指定する場合は、パスを入力するか、または「Document Library」をクリックして Microsoft SharePoint リポジトリからフォルダーを選択します。フォルダーパスにはリポジトリ名を含めないでください。

Document Content Information プロパティ

SharePoint リポジトリに追加されるドキュメントを指定するプロパティ。

Document

SharePoint リポジトリに追加されるドキュメントを表す document オブジェクト。リテラル値を指定する場合は、パスを入力するか、または省略記号ボタンをクリックしてアプリケーションからドキュメントを選択します。フォルダーパスにはリポジトリ名を含めないでください。

Document Creation Settings プロパティ

新しいドキュメントの位置およびファイル名を識別するプロパティ。

Parent Folder URL

(オプション)親フォルダーの相対 URL を指定する string 値。ドキュメントライブラリ内にドキュメントを直接作成するには、このパラメーターを空白のままにします。スラッシュをパスに付加しないでください。リテラル値を指定する場合は、パスを入力するか、「Parent Folder」をクリックして選択したドキュメントライブラリ内にある既存のフォルダーを参照します。

New File Name

新しいファイル名を指定する string 値。

Set all or none properties

(オプション)新しいドキュメントのすべてのプロパティを 1 つのトランザクションで設定するかどうかを指定する boolean 値。選択した場合、操作は 1 つのトランザクションで実行されます。その結果、新しく作成されるドキュメントのプロパティはすべて設定されるか、まったく設定されないかのどちらかです。選択しない場合は、最善の方法として各プロパティの設定が試みられて、正しく指定されていたすべてのプロパティが設定されます。デフォルト:true

Properties

(オプション)作成したファイルに設定されるプロパティを指定する文字列値を格納する map 値。

Result プロパティ

作成したドキュメントの絶対 URL、作成したドキュメントの相対 URL、fileUploadSuccess フラグを格納する CreateDocumentResultType 値。

Exceptions

この操作では、RepositoryException例外をスローすることがあります。