Get Signed Version 操作

指定した署名フィールドが署名または認証されたときのドキュメント状態に対応する PDF ドキュメントのバージョンを返します。

例えば、アプリケーションで、署名された時点の PDF ドキュメントのバージョンを取得する必要があるとします。Get Signed Version 操作を使用すると、署名された時点の PDF ドキュメントのバージョンを取得できます。ロックされていないフィールドまたは署名済み PDF フォームに対する増分更新を変更できます。署名バージョンを取得して、署名された時点の PDF ドキュメント内のフィールド値を表示できます。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、共通の操作プロパティを参照してください。

Input プロパティ

PDF ドキュメントと署名フィールド名を指定するプロパティです。

Input PDF

署名済み PDF ドキュメントを表す document値です。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタンをクリックして、Select Asset ダイアログボックスを開きます(Select Asset についてを参照)。

署名済みの署名フィールドを含む PDF ドキュメントを指定すると、Signature Field Name プロパティがリストとして設定されます。このリストには、PDF ドキュメント内の署名済み署名フィールドの完全修飾名が含まれます。

Signature Field Name

署名を含む PDF ドキュメントの署名フィールドの名前を表す string値です。署名フィールドの完全修飾名を指定する必要があります。Designer で作成されたフォームに基づく PDF ドキュメントを使用する場合は、署名フィールドの名前の一部を使用できます。例えば、form1[0].#subform[1].SignatureField3[3]SignatureField3[3] として指定できます。

PDF ドキュメントから署名フィールドを取得する場合は、署名フィールドの名前の一部を使用することもできます。例えば、form1[0].#subform[1].SignatureField3[3]SignatureField3[3] として指定できます。名前の一部が同じである複数の署名フィールドが存在する場合は、同じ名前の一部を持つ最初の署名フィールドが署名されます。完全修飾名を使用してこのような状況を防ぐことをお勧めします。

Signature Name Field にリテラル値を指定し、Input PDF プロパティでリテラル値が指定されている場合、リストが表示されます。完全修飾名のリストから値を 1 つ選択します。各完全修飾名は、指定された PDF ドキュメントの署名済み署名フィールドを表します。

Output プロパティ

PDF ドキュメントを指定するプロパティです。

Output PDF

署名済み PDF ドキュメントが格納されるプロセスデータモデル内の場所です。データタイプは document です。

Exceptions