招待ユーザーの登録の設定

組織の外部のユーザーは Rights Management に登録することができます。自分のアカウントを登録してアクティベートした招待ユーザーは、登録時に作成した電子メールアドレスとパスワードを使用して、Rights Management にログインすることができます。登録した招待ユーザーは、権限を持つポリシー保護ドキュメントを使用することができます。

招待ユーザーは、アクティベートするとローカルユーザーになります。ローカルユーザーを設定および管理するには、ユーザーの招待領域とローカルユーザー領域を使用します(招待ユーザーおよびローカルユーザーのアカウントの管理を参照)。

招待ユーザーに対して権限を許可すれば、招待ユーザーは次の Rights Management 機能も使用できるようになります。

  • ドキュメントへのポリシーの適用

  • ポリシーの作成

  • ポリシーへの招待ユーザーの追加

ユーザーがソース LDAP ディレクトリ内に既に存在する場合、または以前に登録を勧められたことがある場合を除いて、次のイベントが発生した際に、Rights Management によって登録招待用の電子メールが自動的に生成されます。

  • 既存のユーザーが招待ユーザーをポリシーに追加

  • 管理者が招待ユーザーの登録ページで招待ユーザーアカウントを追加

登録電子メールには、登録ページへのリンクと登録方法に関する情報が含まれています。招待ユーザーによって登録が行われると、アクティベートページへのリンクが記載されたアクティベート用の電子メールが Rights Management から送信されます。アカウントがアクティベートされると、アクティベートを解除するか削除するまで、そのアカウントは有効のままです。

組み込み登録を有効にした場合は、SMTP サーバー、登録電子メールの詳細、アクセス権限およびパスワードリセット用電子メールの情報を一度だけ指定します。組み込み登録を有効にする前に、User Management 内にローカルドメインを作成済みであること、および「Rights Management Invite User」ロールを組織内の適切なユーザーとグループにアサインしていることを確認してください(ローカルドメインの追加およびロールの作成および設定を参照)。組み込み登録を使用しない場合は、LiveCycle SDK を使用して、独自のユーザー登録システムを作成する必要があります。詳しくは、『Programming with LiveCycle』の「Developing SPIs for LiveCycle」を参照してください。組み込み登録オプションを使用しない場合は、アクティベート用の電子メールにメッセージを設定すると共に、クライアントのログイン画面で、新しいパスワードやその他の情報について管理者に問い合わせる方法をユーザーに知らせることをお勧めします。

招待ユーザー登録の有効化と設定

招待ユーザー登録プロセスは、デフォルトでは無効になっています。必要に応じて、Rights Management の招待ユーザー登録を有効または無効にすることができます。

  1. Administration Console で、サービス/LiveCycle Rights Management 11/設定/招待ユーザーの登録をクリックします。

  2. 「招待ユーザーの登録を有効にする」を選択します。

  3. (オプション)必要に応じて、招待ユーザー登録の設定項目を更新します。

  4. (オプション)「組み込み登録」で「はい」を選択して、このオプションを有効にします。組み込み登録を有効にしない場合は、独自のユーザー登録システムを設定する必要があります。

  5. 「OK」をクリックします。