リソースへのアクセス権限を追加する場合、フォルダーのみに追加することも、フォルダーとすべてのサブフォルダーに追加することもできます。サブフォルダーごとに異なるアクセス権限をすばやく実装するには、次の方法を使用します。
たとえば、Folder1、Folder2、Folder3 という 3 つのフォルダーがリソースビューの localhost という名前のルートの下に作成されているとします。
GroupA と GroupB の 2 つのユーザーグループに対して次のような権限を追加する必要があります。
GroupA は Folder1 のみの表示およびアクセスができる。
GroupB は Folder2 のみの表示およびアクセスができる。
どちらのグループも Folder3 の表示およびアクセスはできない。
これらのアクセス権限を実装するには、次の手順を実行します。
管理コンソールを使用して、GroupA と GroupB を含むユーザーグループ(ResourceUsers)を作成します。
ResourceUsers グループの Traverse 権限をルート(localhost)に追加し、権限がすべてのサブフォルダーに適用されるように指定します。この手順によって、すべてのユーザーがフォルダーツリー全体を移動できるようになります。
GroupA の Read、Write および Traverse 権限を Folder1 に追加します。
GroupB の Read、Write および Traverse 権限を Folder2 に追加します。
Folder1、Folder2 および Folder3 から ResourceUsers グループのすべての権限を削除します。

追加のユーザーがフォルダーにアクセスする必要がある場合は、そのユーザーを GroupA または GroupB に追加します。