管理者は、コンポーネント表示でコンポーネントとサービスを管理できます。コンポーネントは、JAR ファイルとして提供されるサービスのコレクションです。コンポーネントとサービスの状態によって、Workbench ユーザーがサービス表示で使用できるサービスと操作が決定されます。
サービス表示で使用できるようにするには、コンポーネント表示でコンポーネントとサービスをインストールし、開始して、アクティブ化する必要があります。コンポーネントの開発方法によっては、インストール手順で自動的に開始手順とアクティブ化手順が実行される場合があります。
管理者は、管理コンソールでコンポーネントを開始および停止することもできます。
コンポーネント表示を開くコンポーネント表示は、管理者またはコンポーネント開発者が使用することを目的としているので、デフォルトでは表示されません。
Window/Show View/Components を選択します。 コンポーネントを表示および管理するのに十分な権限が必要です。コンポーネントが表示されない場合は、管理者に問い合わせてください。
コンポーネントのインストールコンポーネント表示では、開発した追加のコンポーネントをインストールできます。
ほとんどのコンポーネントは、インストールすると、自動的に開始し、コンポーネントのサービスが自動的にアクティブ化されます。そうすると、ユーザーはサービス表示でそれらをすぐに使用できます。コンポーネントが自動的に開始しない場合は、コンポーネントとサービスの開始の説明に従って開始できます。
コンポーネントをインストールするには:コンポーネント表示を開きます。
Components フォルダーを右クリックし、「Install Component」を選択します。
ローカルコンピューターまたはネットワークの場所からコンポーネント JAR ファイルに移動して選択します。
コンポーネントのパッチ適用パッチの適用のみを目的とした JAR ファイルが提供された場合は、コンポーネントにパッチを適用できます。
コンポーネントにパッチを適用すると、既存の実行中のプロセスをサポートするためにコンポーネントによって収集されたシステムデータを保持したまま、コンポーネントを更新バージョンに置き換えることができます。
コンポーネントにパッチを適用するには:コンポーネント表示で、パッチを適用するコンポーネントを停止します(コンポーネントとサービスの停止を参照)。
停止したコンポーネントを右クリックし、「Patch Component」を選択します。
ローカルコンピューターまたはネットワークの場所からパッチ JAR ファイルに移動して選択し、「Open」をクリックします。
必要に応じて、コンポーネントを再起動します(コンポーネントとサービスの開始を参照)。
コンポーネントとサービスの開始ほとんどのコンポーネントとサービスは、インストールすると、自動的に開始し、アクティブ化されます。そうすると、サービス表示でそれらを使用できます。コンポーネントがインストール時に自動的に開始しない場合は、手動で開始できます。
パラメーターを設定する必要がある場合や、サービスの利用に何らかの制限がある場合などは、コンポーネントが自動的に開始しません。
管理コンソールでコンポーネントを開始することもできます。
コンポーネントを開始するには:コンポーネント表示で、開始するコンポーネントに移動します。
コンポーネントを右クリックし、「Start Component」を選択します。
Ctrl キーを押しながらクリックすると、一度に複数のコンポーネントを選択して開始できます。
サービスを開始するには:コンポーネント表示で、開始するサービスに移動します。そのコンポーネントが既に開始している必要があります。
サービスを右クリックし、「Start Service」を選択します。
サービスを使用するには、開始した後に、アクティブ化する必要もあります。サービスを手動でアクティブ化する必要がある場合は、サービスのアクティブ化の手順に従います。
サービスのアクティブ化サービスをプロセスで使用するには、サービスがアクティブである必要があります。ほとんどのサービスは、コンポーネントが開始すると自動的にアクティブ化されます。そのため、通常は、この手順を手動で実行する必要はありません。サービスがアクティブ化されると、サービス表示でサービスを使用できるようになります。
サービスをアクティブ化するには: コンポーネント表示で、サービスを右クリックし、「Activate」を選択します。
サービス設定の編集コンポーネントのサービス設定値が公開されている場合、それらの値をコンポーネント表示で編集できます。そうした値は、コンポーネントとサービスの実装に完全に依存しています。
プロセスのサービスは、WorkflowDSC コンポーネントにグループ化されています。この手順を使用して、プロセスで定義される設定パラメーターの値を設定できます。 重要: サービスのインストール後に、Designtime Service で、Application Root パラメーターの値を削除しないでください。
サービス設定を編集するには:コンポーネント表示で、設定するサービスを提供するコンポーネントを展開します。
サービスを右クリックし、「Edit Service Configuration」を選択します。
表示されるダイアログボックスで、値を編集し、「OK」をクリックします。
コンポーネントの設定値が公開されていない場合、そのメニュー項目は淡色表示になります。
サービス設定の削除サービスを非アクティブ化したら、サービスのそのインスタンスを完全に削除して、再度アクティブ化されないようにできます。
重要: WorkflowDSC コンポーネントの一覧表示されるアクティブなサービスは、プロセスバージョンのために作成されたサービスです。プロセスバージョンのサービス設定を削除すると、プロセスバージョンが削除されます。
サービス設定を削除するには: コンポーネント表示で、非アクティブ化されたサービスを右クリックし、「Remove Service Configuration」を選択します。
コンポーネントとサービスの停止設定パラメーターの変更、新しいバージョンのインストールなどのメンテナンスを行う場合や、プロセスデザインで使用できないようにする場合に、コンポーネントまたはサービスを停止できます。
コンポーネントまたはサービスを停止するには:コンポーネント表示で、停止するコンポーネントまたはサービスに移動します。
右クリックし、「Stop Component」または「Stop Service」を選択します。
管理者は、管理コンソールを使用して、コンポーネントを停止することもできます。
サービスの非アクティブ化コンポーネント内の個々のサービスを使用しない場合は、そのサービスを非アクティブ化できます。
サービスを非アクティブ化するには: コンポーネント表示で、サービスを右クリックし、「Deactivate」を選択します。
コンポーネントのアンインストールコンポーネントがプロセスで使用されていない場合、コンポーネントをアンインストールして、LiveCycle サーバーから削除できます。
コンポーネントをアンインストールすると、サーバーから削除されますが、コンポーネントの元の JAR ファイルには影響しません。JAR ファイルは、ローカルコンピューターまたはネットワークの場所にあります。
コンポーネントをアンインストールするには:コンポーネントを右クリックし、「Stop Component」を選択します。
コンポーネントを右クリックし、「Uninstall Component」を選択します。
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