動的な透かしを追加する DDX ドキュメントの作成

結果の PDF に透かしを追加する PDF ドキュメントを作成する DDX ドキュメントの作成手順を次に示します。透かし内のテキストは実行時に指定できます。

  1. New Result/PDF を選択して、結果のドキュメントを指定します。PDF Result パネルで、デフォルトの値を変更せずに受け入れます。

  2. 「PDF」アイコンを Sources パネルからカンバスにドラッグします。アイコンを、前の手順で追加した「PDF result」アイコンの下に配置します。PDF Result パネルで、デフォルトの値を変更せずに受け入れます。

  3. Page Content パネルから「Watermark」アイコンをドラッグします。このアイコンを「PDF result」アイコンの上に配置します。

  4. 「Watermark」アイコンを選択します。

  5. Watermark パネル内の「Content」タブを選択し、次の式を空白のフィールドにコピーします。

    <StyledText> 
         <p> 
           <String url="inputmap:///companyStrings/watermarkString">Temporary string</String> 
         </p> 
    </StyledText>
    アイコンを削除するには、アイコンを右クリックして「Delete」を選択します。
  6. 「Apply」をクリックします。

  7. 作業を保存し、「Validate」をクリックして DDX を検証します(DDX ドキュメントの検証を参照)。

  8. 「Preview」をクリックして、結果のドキュメントの例を参照します(DDX ドキュメントからの結果のプレビューを参照)。

  9. (オプション)結果および PDF ソースのアイコンにプロパティを適用します(PDF 結果およびソースプロパティの設定を参照)。

前の手順で作成したカンバスの表示方法は、次のようになります。結果の DDX ドキュメントによって、透かしを作成する PDF ドキュメントが生成されます。透かしのスタイル設定テキストは、入力マップ URLinputmap:///companyStrings/watermarkString で提供されます。URL を省略した場合、デフォルト値の一時文字列が使用されます。入力マップを使用すると、透かし内のテキストを動的に割り当てることができます。

結果の DDX ドキュメントを表示するには、(右上隅にある)「Source」をクリックします。これらの手順で作成された DDX ソースが表示されます。

<DDX xmlns="http://ns.adobe.com/DDX/1.0/"> 
     <PDF result="Untitled 1"> 
       <PDF source="sourcePDF1"/> 
       <Watermark> 
         <StyledText> 
           <p> 
             <String url="inputmap:///companyStrings/watermarkString">Temporary string</String> 
           </p> 
         </StyledText> 
       </Watermark> 
     </PDF> 
     <?ddx-source-hint name="sourcePDF1"?> 
</DDX>