WebLogic Server にアプリケーションをデプロイするには、WebLogic Server ドメインが存在する必要があります。ドメインは、WebLogic Server の基本的な管理単位です。WebLogic Server ドメインの基本的な 2 種類は次のとおりです。
管理対象サーバーを含むドメイン(推奨):通常、実稼働環境は管理サーバーと 1 つ以上の管理対象サーバーで構成されます。管理サーバーでは管理操作が実行されます。アプリケーションとリソースは個々の管理対象サーバーにデプロイされます。
スタンドアロンサーバードメイン:この種類のドメインは、1 つのサーバーインスタンスが管理サーバーと管理対象サーバーの両方の機能を果たす開発環境またはテスト環境に使用できます。これによって管理が容易になり、開発環境で WebLogic のホットデプロイ機能を利用できるようになります(非推奨)。
注意: Oracle は、実稼働環境ではアプリケーションをドメイン内の管理対象サーバーのみにデプロイし、管理サーバーは管理タスク専用とすることを推奨しています。
7.4.1 管理対象サーバーが含まれる WebLogic 11g ドメインの作成コマンドプロンプトで、[appserver root]/common/bin ディレクトリに移動し、次の該当するコマンドを入力して WebLogic Configuration Wizard を起動します。
「Welcome」画面で、「Create a new WebLogic domain」を選択して「Next」をクリックします。
「Select Domain Source」画面で、「Generate a domain configured automatically to support the following products」を選択し、「Next」をクリックします。
「Create WebLogic Domain」画面で、デフォルト値をそのまま使用するか、必要に応じてドメイン名と場所を入力し、「Create」をクリックします。
「Configure Administrator Username and Password」画面で、WebLogic ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを再入力して確認し、「Next」をクリックします。Configuration Manager で入力を求められるので、このユーザー名とパスワードを記録します。
WebLogic Domain Startup Mode パネルで、「Production Mode」を選択します。
重要: 「Development Mode」の使用はお勧めしません。
右側のウィンドウで、使用しているオペレーティングシステムに応じた JDK を選択し、「Next」をクリックします。
「Creating Domain」画面で、設定の作成が完了したら次のタスクを実行します。
(Windows、Linux または Solaris)プロンプトが表示されたら、手順 5 で入力した WebLogic のユーザー名とパスワードを入力します。
注意: コマンドプロンプトで管理サーバーが起動します。コマンドプロンプトにユーザー名とパスワードを入力します。
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