scriptTest

含まれているスクリプトによる検証を制御します。

検証の一部として指定するスクリプトでは、処理アプリケーションでの検証結果の使い方および validate オブジェクトが呼び出されるタイミングに関して推測する必要はありません。特に、スクリプトでは、ユーザーにフィードバックを提供したり、フォームの状態を変更したりしないでください。

scriptTest プロパティは、検証に使用できます。scriptTest プロパティは、null フィールドでは評価されません。scriptTest プロパティは、フォーカスがフィールドを離れる場合など、フォームの有効期間中に評価されたコンテキストになることがあります。

構文

Reference_Syntax.scriptTest = "error | disabled | warning"

文字列

  • disabled

  • error(デフォルト)

  • warning

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

このテストを実行しません。スクリプトに適合しない値をフォームオブジェクトに入力できます。フィールドに適合しない値を入力したままにしておくことができ、そのためにフォームの有効性が損なわれることはありません。この値を指定すると、検証テストが無効になります。

  • error(デフォルト)

  • warning

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

スクリプトからエラーが報告されたデータに対しては、エラーメッセージを表示し、入力を受け付けません。スクリプトに適合する値をフォームオブジェクトに入力する必要があります。

  • warning

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

スクリプトからエラーが報告されたデータに対しては、メッセージを表示しますが、ユーザーは次のフィールドに進むことができます。メッセージでは、スクリプトの制約事項に適合する値をフォームオブジェクトに入力するようユーザーに勧め、次の 2 つの選択肢を示す必要があります。

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

適用先

モデル

オブジェクト

フォームモデル

validate

バージョン

XFA 2.1

JavaScript

NumericField1.validate.scriptTest = "disabled";

FormCalc

NumericField1.validate.scriptTest = "disabled"