formatTest

パターン形式文字列による検証を制御します。

formatTest プロパティは、検証に使用できます。formatTest プロパティは、null フィールドでは評価されません。formatTest プロパティは、フォーカスがフィールドを離れる場合など、フォームの有効期間中に評価されたコンテキストになることがあります。

nullTestscriptTest を識別するには、formatTest を使用して、目的のフィールドの値を確認します。値が null または空の場合、nullTest 検証の結果として検証が失敗しています。

構文

Reference_Syntax.formatTest = "warning | disabled | error"

文字列

  • disabled

  • error

  • warning(デフォルト)

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

テストを実行しません。picture 句に適合しない値をフォームオブジェクトに入力できます。フィールドに適合しない値を入力したままにしておくことができます。これによってフォームの有効性が損なわれることはありません。

  • error

  • warning(デフォルト)

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

picture 句に適合しないデータに対しては、メッセージを表示し、入力を受け付けません。フォームオブジェクトは picture 句に適合する必要があります。

  • warning(デフォルト)

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

picture 句に適合しないデータに対しては、メッセージを表示しますが、ユーザーは次のフィールドに進むことができます。メッセージでは、picture 句に適合する値をフォームオブジェクトに入力するようにユーザーに通知する必要があります。ユーザーには次の 2 つの選択肢があります。

  • dismiss:ユーザーがメッセージを理解し、フォームに戻って制約事項に従う意思があることを示します。

  • override:ユーザーがメッセージを理解し、それでも制約事項に従わないことを示します。

適用先

モデル

オブジェクト

フォームモデル

validate

バージョン

XFA 2.1

検証パターンがまだ定義されていない場合に、検証パターンを設定します。

JavaScript

TextField1.validate.picture.value = "A9A 9A9"; 
TextField1.validate.formatTest = "error";

FormCalc

TextField1.validate.picture = "A9A 9A9" 
TextField1.validate.formatTest = "error"