コンボボックスの現在または以前の値の取得

この例は、フォーム上のコンボボックスの現在の値を取得する方法、およびコンボボックスの以前の値にアクセスする様々な方法を示しています。現在および以前の値を設定する実際のスクリプトに加えて、コンボボックスの change イベントにそのスクリプトがあることに注意が必要です。

次の例では、フォームの入力者がコンボボックスから値を選択すると、選択した値が「現在の値」フィールドに表示されます。次に、フォームの入力者がコンボボックスから別の値を選択すると、新しい値が「現在の値」フィールドに表示され、以前の値は「以前の値 1」フィールドに表示されます。

注意: コンボボックスの以前の値を取得する方法ごとに別のスクリプトが使用されます。「以前の値 1」テキストフィールドの値は、コンボボックスの rawValue プロパティを直接参照して設定されます。これに対して、「以前の値 2」テキストフィールドの値は、prevText プロパティを使用して設定されます。一貫した結果を得るために、prevText プロパティを使用して以前の値にアクセスすることをお勧めします。

このスクリプティング例とその他の情報については、LiveCycle デベロッパーセンターを参照してください。

「現在の値」テキストフィールドに入力するためのスクリプティング

「現在の値」テキストフィールドの値を入力するには、newText プロパティを使用します。

    CurrentValue.rawValue = xfa.event.newText;

「以前の値 1」テキストフィールドに入力するためのスクリプティング

「以前の値 1」テキストフィールドの値を入力するには、コンボボックスの rawValue プロパティを参照します。

    PreviousValue1.rawValue = DropDownList.rawValue;

「以前の値 2」テキストフィールドに入力するためのスクリプティング

「以前の値 2」テキストフィールドの値を入力するには、prevText プロパティを使用します。

    PreviousValue2.rawValue = xfa.event.prevText;