この例は、フィールド間で値をコピーするときにフィールドデータのリッチテキストの書式設定を保持する方法を示しています。
TextField1 と TextField2 は、「複数行」に設定され、リッチテキストの書式設定を表示するように設定されます。
「リッチテキストをコピー」ボタンでは、リッチテキストの書式設定を含む TextField1 の値をコピーして TextField2 に貼り付けます。
「リッチテキストをコピー」ボタンのスクリプティングリッチテキストフィールドの値は、その値を格納するフィールドの子オブジェクト内に XML 形式で保存されます。「リッチテキストをコピー」ボタンの click イベントにある次のスクリプトでは、saveXML メソッドを使用して、リッチテキストの値の XML 定義を保存します。次に、その XML データは TextField2 の対応する子オブジェクトに読み込まれます。
var richText = TextField1.value.exData.saveXML(); TextField2.value.exData.loadXML(richText,1,1);
この例では、TextField2 の既存の値を上書きするようにリッチテキストの値が設定されます。スクリプトを次のように調整すると、TextField2 の現在の値にリッチテキストデータが追加されます。
var richText = TextField1.value.exData.saveXML();
TextField2.value.exData.loadXML(richText,1,0);
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