パスワードを使用してフォームへのアクセスをコントロールする場合は、フォームにパスワードフィールドを追加します。ユーザーがパスワードフィールドに入力した文字は、あらかじめ選択されている文字でマスクされます。必要に応じて、フォームへのアクセスに必要な入力パターンを定義することもできます。
フォームデザインにパスワードフィールドを追加した後に、オブジェクトパレットの「フィールド」、「値」および「連結」タブを使用して、キャプションテキストを編集し、オブジェクトのプロパティを操作することができます。次のプロパティを定義できます。
ユーザーにパスワードの入力を強制しない場合でも、パスワードフィールドを配置することは可能です。パスワードが任意か、推奨か、必須かを定義でき、また、ユーザーに入力を促すメッセージを設定することができます。ユーザーの入力はすべてスクリプティングを使用して検証できます。
パスワード表示文字を指定するにはオブジェクトパレットで、「フィールド」タブをクリックします。
「パスワード表示文字」ボックスに、実行時にパスワードの値を隠すために使用される文字を入力します。
フィールドの動作を定義するにはオブジェクトパレットの「値」タブをクリックし、種類リストから次のいずれかのオプションを選択します。
データを入力するかどうかをユーザーが選択できるようにする場合は、「ユーザー定義 - オプション」を選択します。
ユーザーにデータの入力を促し、推奨フィールドにする場合は、「ユーザー定義 - 推奨」を選択して、「空白のメッセージ」ボックスにカスタムメッセージを入力します。
ユーザーにデータの入力を促し、これを必須フィールドにする場合は、「ユーザー定義 - 必須」を選択して、「空白のメッセージ」ボックスにカスタムメッセージを入力します。
値が推奨または必須である場合は、「空白のメッセージ」ボックスにプロンプトを入力します。
パスワードフィールドのカスタムデータ連結プロパティを定義するには連結プロパティを使用すると、企業インフラストラクチャ用のデータを取得するフォームを作成したり、実行時に外部データソースのデータをフォームに埋め込んだりすることができます。データ連結プロパティは、オブジェクトパレットの「連結」タブで設定します。
パスワードフィールドを選択します。
フォームを開いたときに、データソースに接続できるようにします。
対応するデータノードにフィールドを連結します。オブジェクトとデータソースを連結する方法について詳しくは、データソースへのフィールドの連結を参照してください。
パスワードフィールドの文字数を制限するにはパスワードフィールドに入力できる文字数を制限する場合は、Designer で、十進数フィールドまたは数値フィールドの水平方向の長さにより、許容される文字数が決定されるように指定します。
オブジェクトパレットの「フィールド」タブをクリックし、「文字数を表示領域に制限」を選択します。
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