コンボボックスとリストボックスを使用すると、ユーザーがリストの選択項目を 1 つ選択できるようになります。選択項目はテキストで表示されます。作成時に、デフォルトオプションのリストを定義します。
コンボボックス
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リストボックス
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ユーザーがリストを開くまで、選択項目は 1 つしか表示されません。
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一度に表示できるオプションの数は任意に設定できます。リストボックスの表示領域が小さすぎて、リスト内の項目をすべて表示できない場合は、垂直方向にスクロールバーが表示されます。
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ユーザーのカスタム入力を受け入れます。
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ユーザーのカスタム入力を受け入れません。
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チェックボックスやラジオボタンとは異なり、コンボボックスとリストボックスでは、様々なサイズのデータや選択項目セットに対応することができます。ドロップダウン矢印ボタンをクリックすると、選択肢がすべて表示されます。また、リストから選択肢を 1 つクリックすると、項目が 1 つ選択されます。フォームのレイアウトの関係でチェックボックスやラジオボタンが使用できない場合は、リストボックスを使用してオプションを提示することを検討してください。
フォームデザインにコンボボックスまたはリストボックスを追加したら、オブジェクトパレットの「フィールド」、「値」および「連結」タブで、キャプションテキストを編集したり、オブジェクトのプロパティを操作したりできます。次のプロパティを定義できます。
コンボボックスまたはリストボックスには、データソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。
コンボボックスまたはリストボックスにオプションのリストを指定するには次の 2 つの方法のいずれかを使用して、コンボボックスまたはリストボックスにリスト項目を追加できます。
Microsoft Excel またはテキストエディターからデータをコピーして追加する
「アイテムを追加」ボタンを使用して個別に追加する
コピーするデータはタブ区切り形式にする必要があります。テキストまたはテキストと値のペアをコピーして貼り付けることができます。テキストを貼り付ける場合は、テキストを 1 つの列に配置します。テキストと値のペアを貼り付ける場合は、1 つの列にテキストを配置し、別の列に値を配置します。Excel およびメモ帳でのテキストと値のペアの例を次に示します。リスト項目は常に最初の列に配置します。
コンボボックスには、データソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。
Excel またはテキストエディターから項目を追加するにはコンボボックスまたはリストボックスを選択します。
次のいずれかの操作を行います。
オブジェクトパレットで「フィールド」タブをクリックして、「貼り付け」 をクリックします。
次のいずれかの操作を行うことができます。
リスト内の項目の順番を変更するには、該当する項目を選択し、「上へ移動」 または「下へ移動」 をクリックします。
リスト内の項目を削除するには、該当する項目を選択し、「削除」 をクリックします。
リストを昇順にソートするには、「昇順に並べ替え」 を選択します。
リストを降順にソートするには、「降順に並べ替え」 を選択します。
コンボボックスに限り、リストに表示されていない項目をユーザーが指定できるようにできます。この場合は、「カスタムテキストの入力を許可」オプションを選択します。
個別に項目を追加するにはオブジェクトパレットの「フィールド」タブをクリックして、次のいずれかの操作を実行します。
先頭のオプションに対応するテキストを入力し、Enter キーを押します。
次のオプションに対応するテキストを入力し、Enter キーを押します。
リストに追加したい各オプションについて、手順 3 を繰り返します。
次のいずれかの操作を行うことができます。
リスト内の項目の順番を変更するには、該当する項目を選択し、「上へ移動」 または「下へ移動」 をクリックします。
リスト内の項目を削除するには、該当する項目を選択し、「削除」 をクリックします。
リストを昇順にソートするには、「昇順に並べ替え」 を選択します。
リストを降順にソートするには、「降順に並べ替え」 を選択します。
コンボボックスに限り、リストに表示されていない項目をユーザーが指定できるようにできます。この場合は、「カスタムテキストの入力を許可」オプションを選択します。
コンボボックスまたはリストボックスの動作を定義するにはオブジェクトパレットの「値」タブをクリックします。種類リストから次のオプションの 1 つを選択します。
データを入力するかどうかをユーザーが選択できるようにする場合は、「ユーザー定義 - オプション」を選択します。
ユーザーにデータの入力を促し、推奨フィールドにする場合は、「ユーザー定義 - 推奨」を選択して、「空白のメッセージ」ボックスにカスタムメッセージを入力します。
ユーザーにデータの入力を促し、これを必須フィールドにする場合は、「ユーザー定義 - 必須」を選択して、「空白のメッセージ」ボックスにカスタムメッセージを入力します。
読み取り専用フィールドにして、スクリプトにより計算され、表示されるデータ値を表示する場合は、「計算済み - 読み取り専用」を選択します。計算結果の値をユーザーが変更することはできません。
編集可能なフィールドにして、スクリプトにより計算され、表示されるデータ値を表示する場合は、「計算済み - 上書き可能」を選択します。入力を処理するための計算スクリプトが記述されている場合、ユーザーは計算結果の値を編集できます。ユーザーが計算結果の値を編集すると、「上書きメッセージ」ボックスで指定したカスタムメッセージが表示されます。
読み取り専用フィールドにして、実行時にマージまたは計算されたうえで表示されるデータ値を表示する場合は、「読み取り専用」を選択します。ユーザーは値を編集できません。
値が推奨または必須である場合は、「空白のメッセージ」ボックスにプロンプトを入力します。
値を計算する場合は、スクリプトエディターでオブジェクトに計算スクリプトを入力します。
(オプション)上書き可能な計算値について、「上書きメッセージ」ボックスにメッセージを入力します。
コンボボックスまたはリストボックスにデフォルトの選択を表示するにはコンボボックスまたはリストボックスには、デフォルトの選択を設定できます。このためには、まず、リストの選択項目を指定する必要があります。
オブジェクトパレットで、「値」タブをクリックします。
デフォルトリストから、デフォルトオプションを選択します。
注意: 「種類」オプションが「計算済み - 読み取り専用」または「計算済み - 上書き可能」に設定されている場合、デフォルトリストは使用できません。
デフォルトリストのオプションは、オブジェクトパレットの「フィールド」タブにある項目リストに対応します。
コンボボックスまたはリストボックスのカスタムデータ連結プロパティを定義するには連結オプションを使用すると、企業インフラストラクチャ用のデータを取得するフォームを作成したり、実行時に外部データソースのデータをフォームに埋め込んだりすることができます。データ連結プロパティは、オブジェクトパレットの「連結」タブで設定します。
コンボボックスまたはリストボックスを選択します。
フォームを開いたときに、データソースに接続できるようにします。
対応するデータノードにリストを連結します。オブジェクトとデータソースを連結する方法について詳しくは、データソースへのフィールドの連結を参照してください。
コンボボックスまたはリストボックスの項目値を指定するにはリストの各項目はリスト項目を表すデータ値に関連付けられています。デフォルトでは、項目のテキストがそのままデータ値になります。この値を変更して、例えばデータソース内の既存の値に一致させることができます。
「項目の値を指定」を最初に選択したときは、デフォルトのデータ値が、1 から始まる整数値に変化します(最初の項目が 1 になります)。「項目の値を指定」オプションを選択解除した場合は、再び項目のテキストがデータ値として使用されます。
リストボックスにデータソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。 コンボボックスまたはリストボックスのオブジェクトを選択します。
オブジェクトパレットで、「連結」タブをクリックします。
「項目の値を指定」を選択します。
変更したい 1 つ目の値をダブルクリックします。
新しい値を入力します。
Enter キーを押して次の値の変更に進むか、変更したい別の値をダブルクリックします。
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