JBoss から LiveCycle データを格納している Oracle データベースへの接続を有効にするには、LiveCycle 製品を手動でデプロイする場合、次のタスクを実行する必要があります。
12.6.2.1 Oracle 11g データベースドライバーのインストール[LiveCycle root]/lib/db/oracle ディレクトリから [appserver root]/server/<profile_name>/lib ディレクトリに、JDK 1.6 ドライバーファイル用の ojdbc6.jar をコピーします。JDBC Driver Downloads サイトから Oracle 11g ドライバーをダウンロードすることもできます。サポートされている Oracle 11g ドライバーのバージョンについては、サポートされているプラットフォームの組み合わせを参照してください。
12.6.2.2 adobe-ds.xml ファイルの編集[DVD_root]/third_party/additional/datasources/lc_oracle/deploy ディレクトリの adobe-ds.xml ファイルを、[appserver root]/server/<profile_name>/deploy ディレクトリにコピーします。
adobe-ds.xml ファイルをテキストエディターで開き、次の行を見つけます。
<connection-url>jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:adobe</connection-url>
<driver-class>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</driver-class>
<user-name>adobe</user-name>
<password>adobe</password>
次の値をデータベースに固有の値に置き換えます。
localhost:データベースをホストするコンピューターの名前、IP アドレスまたは完全修飾パス。デフォルトは localhost です。
1521:データベースへのアクセスに使用するポート。デフォルトのポートは 1521 です。
adobe:デフォルト値 adobe をデータベース SID に変更します。
<connection-url> 設定に続く行で、user-name および password 設定を探し、デフォルト値をアプリケーションサーバーがデータベースへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードに置き換えます。
(Oracle RAC でのみ)手順 2 で示されている接続 URL を次の接続 URL に置き換えます。 jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ENABLE=broken) (ADDRESS_LIST=(ADDRESS= (PROTOCOL=TCP) (HOST=yourhost1) (PORT=1521)) (ADDRESS=(PROTOCOL=TCP) (HOST=yourhost2) (PORT=1521)) (LOAD_BALANCE=on) (FAILOVER=on)) (CONNECT_DATA=(SERVER=dedicated) (SERVICE_NAME=service.yourcompany.com) (FAILOVER_MODE=(TYPE=session) (METHOD=basic) (RETRIES=10) (DELAY=3))))
注意: このエントリが adobe-ds.xml ファイル内に 1 行で表示されることを確認してください。
(Oracle RAC でのみ)手順 5 で示されている接続 URL に含まれる次のテキストをデータベースに固有の値に置き換えます。
yourhost1:データベースをホストするクラスター内のプライマリノードの名前、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名。
yourhost2:データベースをホストするクラスター内のセカンダリノードの名前、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名。
注意: データベースをホストするクラスターは任意の数のノードで構成することができます。yourhost1 および yourhost2 は、クラスターが 2 つのノードで構成される場合の例です。
service.yourcompany.com:Oracle RAC データベースのサービス名。
データソース接続の最小値と最大値を次のように変更します。
IDP_DS:
<min-pool-size>1</min-pool-size>
<max-pool-size>30</max-pool-size>
EDC_DS:
<min-pool-size>1</min-pool-size>
<max-pool-size>20</max-pool-size>
注意: LiveCycle サーバーで処理する負荷が大きい場合は、JDBC 接続の最大数を増やして、すべてのジョブが確実に処理されるようにします。そのような場合は、IDP_DS と EDC_DS の両方で <max-pool-size> を 50 以上に増やします。
ファイルを保存して閉じます。
12.6.2.3 データソースとしての Oracle の設定Oracle データベースと共に LiveCycle を実行する場合は、Oracle を JBoss のデフォルトのデータソースに設定する必要がありますこの手順では、Oracle JDBC ドライバーが [appserver root]/server/<profile_name>/lib ディレクトリにインストールされていることを前提としています。
[appserver root]/server/<profile_name>/deploy ディレクトリに移動し、hsqldb-ds.xml ファイルを削除します。
[appserver root]/docs/examples/jca ディレクトリの oracle-ds.xml ファイルを、[appserver root]/server/<profile_name>/deploy ディレクトリにコピーします。
[appserver root]/server/<profile_name>/deploy/oracle-ds.xml ファイルをテキストエディターで開き、 <local-tx-datasource> エレメントを Oracle の接続設定の内容に変更します。 <jndi-name>OracleDS</jndi-name>
<connection-url>jdbc:oracle:thin:@youroraclehost:1521:yoursid </connection-url>
<driver-class>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</driver-class>
<user-name>x</user-name>
<password>y</password>
太字の値をデータベースに固有の次の値に置き換えます。
OracleDS:この値を DefaultDS に変更します。
youroraclehost:この値を Oracle サーバーのホスト名に置き換えます。
1521:Oracle でデフォルトのポートを使用していない場合は、この値を適切なポート番号に変更します。
yoursid:この値を Oracle システム識別子に置き換えます。
<connection-url> 設定に続く行で、user-name および password 設定を探し、デフォルト値をアプリケーションサーバーがデータベースへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードに置き換えます。
(Oracle RAC でのみ)手順 3 で示されている接続設定を次の接続 URL に置き換えます。 jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ENABLE=broken) (ADDRESS_LIST=(ADDRESS= (PROTOCOL=TCP) (HOST=yourhost1) (PORT=1521)) (ADDRESS=(PROTOCOL=TCP) (HOST=yourhost2) (PORT=1521)) (LOAD_BALANCE=on) (FAILOVER=on)) (CONNECT_DATA=(SERVER=dedicated) (SERVICE_NAME=service.yourcompany.com) (FAILOVER_MODE=(TYPE=session) (METHOD=basic) (RETRIES=10) (DELAY=3))))
注意: このエントリが oracle-ds.xml ファイル内に 1 行で表示されることを確認してください。
(Oracle RAC でのみ)手順 6 で示されている接続 URL に含まれる次のテキストをデータベースに固有の値に置き換えます。
yourhost1:データベースをホストするクラスター内のプライマリノードの名前、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名。
yourhost2:データベースをホストするクラスター内のセカンダリノードの名前、IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名。
注意: データベースをホストするクラスターは任意の数のノードで構成することができます。yourhost1 および yourhost2 は、クラスターが 2 つのノードで構成される場合の例です。
service.yourcompany.com:Oracle RAC データベースのサービス名。
ファイルを保存して閉じます。
12.6.2.4 login-config.xml ファイルの編集[appserver root]/server/<profile_name>/conf/login-config.xml ファイルをテキストエディターで開き、<policy> エレメント内に次のテキストを追加します。
<application-policy name = "OracleDbRealm">
<authentication>
<login-module code =
"org.jboss.resource.security.ConfiguredIdentityLoginModule" flag =
"required">
<module-option name = "principal">adobe</module-option>
<module-option name = "userName">adobe</module-option>
<module-option name = "password">adobe</module-option>
<module-option name ="managedConnectionFactoryName">
jboss.jca:service=LocalTxCM,name=DefaultDS</module-option>
</login-module>
</authentication>
</application-policy>
太字の値をデータベースに固有の次の値に置き換えます。
ファイルを保存して閉じます。
JBoss を起動します。
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