バーコードフォーム(小さいファイル)の処理で最良のパフォーマンスを得るには、バッチサイズに 10、繰り返し間隔に 2 を入力します。
数多くのファイルが入力フォルダーに配置されていると、thumbs.db という隠しファイルに関するエラーが発生することがあります。このため、インクルードファイルの「ファイルパターンを含める」を、入力変数用に指定されているのと同じ値(例えば、*.tiff)に設定することをお勧めします。これで、監視フォルダーが DB ファイルを処理できないようになります。
Barcoded Forms サービスは通常 1 つのバーコードを処理するのに約 0.5 秒かかるので、通常はバッチサイズを 5、繰り返し間隔を2 とすれば十分です。
監視フォルダーは、プロセスエンジンがジョブを終了するのを待たずに、新しいファイルまたはフォルダーを取得します。プロセスエンジンは、監視フォルダーのスキャンおよびターゲットサービスの呼び出しを続けます。この動作がプロセスエンジンの負荷を増大させ、リソースの問題およびタイムアウトが発生することがあります。繰り返し間隔およびバッチサイズを使用して、監視フォルダーの入力を制限するようにしてください。監視フォルダーを増やしたり、エンドポイントでジョブ数の制限を有効にしたりする場合は、繰り返し間隔を長くし、バッチサイズを小さくすることができます。ジョブ数の制限について詳しくは、ジョブ数の制限についてを参照してください。
監視フォルダーは、ユーザー名およびドメイン名に指定されているユーザーとして動作します。直接呼び出す場合やプロセスが短期間のみ有効である場合、監視フォルダーはこのユーザーとしてサービスを呼び出します。長期間有効なプロセスは、システムコンテキストで呼び出されます。管理者は、監視フォルダーのオペレーティングシステムポリシーを設定して、アクセスを許可するユーザーおよび拒否するユーザーを決めることができます。
結果フォルダー、失敗フォルダーおよび保存用フォルダーを編成するには、ファイルパターンを使用します(ファイルパターンについてを参照)。
監視フォルダーでは、Quartz スケジューラーを利用して監視フォルダーをスキャンします。Quartz スケジューラーには、監視フォルダーをスキャンするためのスレッドプールがあります。監視フォルダーの繰り返し間隔をきわめて小さくし(5 秒未満)、バッチサイズを大きくしている(3 以上)場合、競合状態が発生することがあります。競合状態が発生すると、1 つのファイルが 2 つの Quartz スレッドによって取得されます。