Output サービスは、XML フォームデータを、Designer で作成されたフォームデザインにマージして、様々な形式でドキュメント出力ストリームを作成します。
Administration Console の Output ページには、Output サービスがアイテムをキャッシュする方法を制御する設定が含まれています。これらの設定を調整し、Output サービスのパフォーマンスを最適化できます。
Output サービスは次のアイテムをキャッシュします。
フォームデザイン:Output サービスは、リポジトリまたは HTTP ソースから取得したフォームデザインをキャッシュします。このキャッシュにより、以降のレンダリング要求では、Output サービスはリポジトリではなくキャッシュからフォームデザインを取得するようになり、パフォーマンスが向上します。
フラグメントおよび画像:Output サービスは、フォームデザインで使用されるフラグメントと画像をキャッシュできます。Output サービスがこれらのオブジェクトをキャッシュすると、フラグメントと画像がリポジトリから読み取られるのは初回要求時のみになるので、パフォーマンスが向上します。
Output では、次の 2 つの場所にキャッシュが格納されます。
メモリ内:すばやくアクセスできるようにメモリ内にアイテムが格納されます。メモリ内キャッシュはサイズに制限があり、サーバーを再起動すると削除されます。
ディスク上:サーバーのファイルシステムにアイテムが格納されます。ディスクキャッシュはメモリ内キャッシュよりも容量が大きく、サーバーを再起動しても保持されます。ディスクキャッシュの場所はアプリケーションサーバーによって異なります。ディスクキャッシュの場所の変更については、Output のファイルの場所の指定を参照してください。
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