Output サービスの設定

Output サービス(OutputService)では、XML フォームデータを LiveCycle Designer で作成されたフォームデザインにマージして、ドキュメント出力ストリームを以下のいずれかの形式で作成できます。

  • PDF または PDF/A ドキュメント出力ストリーム

  • Adobe PostScript 出力ストリーム

  • Printer Control Language(PCL)出力ストリーム

  • Zebra Programming Language(ZPL)出力ストリーム

出力ストリームは、ネットワークプリンター、ローカルプリンターまたはディスクファイルに送信できます。Output サービスをプロセスの一部として使用すると、出力ストリームを添付ファイルとして電子メールの受信者に送信することもできます。

Output サービスについて詳しくは、『サービスリファレンス』を参照してください。

Output サービスでは、以下の設定を使用できます。

Transaction Type:
トランザクションコンテキストの操作への適用方法を指定します。
Required:
既存のトランザクションコンテキストがサポートされます。トランザクションコンテキストが存在しない場合は、新しいトランザクションコンテキストが作成されます。これがデフォルト値です。

Requires New:
常に新しいトランザクションコンテキストが作成されます。アクティブなトランザクションコンテキストが存在する場合は、休止されます。

Transaction Time Out (in sec):
操作をラップしているトランザクションがロールバックされるまで、基になるトランザクションプロバイダーが待機する秒数です。既存のトランザクションコンテキストが適用されている場合、この値は無視されます。

大型のデータファイルを処理する場合、またはビジー状態のサーバー上で操作する場合、状況によっては Output のサービスタイムアウトを長くする必要があります。タイムアウト値を変更するには、ハードウェアサーバーに十分なメモリがあり、Java Application Server ヒープがそのメモリを使用できることを確認します。デフォルト値は 180 です。