Mobile Provisioning サービスの設定

Mobile Provisioning サービス(Mobile Provisioning)は、LiveCycle Mobile で使用されます。

LiveCycle Mobile の使用について詳しくは、『LiveCycle Mobile の設定』を参照してください。

以下のオプションを使用して、モバイルクライアントアプリケーションの動作を制御します。

Time to Live:
このプロビジョニングプロファイルが有効で、クライアントにキャッシュされる時間の長さ(秒単位)です。デフォルトは 86400(24 時間)です。クライアントアプリケーションがサーバーと同期した後に指定した時間が経過すると、クライアントアプリケーションは、サーバーの新しいプロビジョニングプロファイルを要求します。

Encryption:
モバイルデバイスに保存されるデータを暗号化するかどうかを指定します。

Forms Application:
モバイルクライアントアプリケーションで Forms 機能を使用できるようにします。このオプションを選択すると、ユーザーはモバイルデバイスでフォームを開いてプロセスを開始することができます。

Tasks Application:
モバイルクライアントアプリケーションでタスク機能を使用できるようにします。このオプションを選択すると、ユーザーはモバイルデバイスでタスクにアクセスしてタスクを完了することができます。

Content Services Application:
モバイルクライアントアプリケーションで Content Services 機能を使用できるようにします。この機能は、iOS の場合のみ使用できます。このオプションを選択すると、iPhone および iPad のユーザーは、組織の WebDAV サーバーに保存されているファイルにアクセスできます。

Offline Support:
ユーザーがサーバーに接続できない場合(例えば携帯電話の圏外にいる場合や飛行機モードの場合)でも、モバイルクライアントアプリケーションを引き続き使用できるようにします。この設定に加えて、ユーザーが使用しているモバイルデバイスでオフラインサポート設定を有効にする必要があります。この機能は、Android デバイスと iOS デバイスで利用できます。デフォルトでは、この機能はオフに設定されています。
注意: Offline Support を有効にした後無効にすると、ユーザーのプロビジョニングプロファイルが即座に、またはオンラインになった後すぐに更新されます。ユーザーがオフラインで作業していた場合、保留中のすべてのタスクは「タスク」リストに返され、保留中のフォームやタスク、検証エラーを含むフォームなど、キューに配置されているすべての項目はキューから削除されます。

Android:
Android デバイスからサーバーへの接続を許可します。

Apple iOS:
iPhone および iPad からサーバーへの接続を許可します。

AIR:
Adobe AIR® をベースとするアプリケーションを実行するデバイスからサーバーへの接続を許可します。

BlackBerry:
BlackBerry デバイスからサーバーへの接続を許可します。

Android Microsoft Exchange ActiveSync Required:
Microsoft Exchange ActiveSync ポリシーマネージャー(EAS)が Android デバイスにインストールされアクティブである必要があるかどうかを指定します。このオプションを選択すると、Android デバイスで EAS が強制されます。このオプションを選択しない場合、チェックは実行されませんが、これ以外の要件は引き続き強制されます。

Android Minimum PIN Length:
Android デバイスのグローバル設定で、PIN またはパスワードをこの長さ以上にすることを強制する必要があります。PIN の長さを指定するだけでは不十分です。ユーザーが後で PIN を削除したり短縮したりできないように、システムで PIN の長さを強制する必要があります。デフォルト値は 4 です。

Android Maximum Password Retries Before Wipe:
Android デバイスに、無効なパスワード入力が指定した回数を超えるとシステムをワイプするグローバル設定があります。このグローバル設定を有効にし、無効なパスワード入力の回数をここで指定した値以下とします。デフォルト値は 5 です。

Android Wipe On Removal:
Android デバイスでポリシー違反が発生したときの動作を指定します。このオプションを選択すると、アカウントが削除されます。このオプションを選択しない場合は、保存されているアカウントのパスワードとキャッシュデータが削除されます。ユーザーがポリシー違反を解決するまでは、同期が試行されません。