PDFG Config サービス(PDFGConfigService)では、以下の設定を使用できます。
- User Job Options Directory:
- このサービスで、Acrobat Pro Extended にアクセスできるジョブオプションファイルが書き込まれるファイルシステムフォルダーのパスです。デフォルト値は「[user.home]/Application Data/Adobe/Adobe PDF/Settings」です。
- PS Startup Directory:
- Adobe Acrobat Distiller で必要な起動ファイルが保存されているファイルシステムフォルダーのパスです。デフォルト値は「[user.home]/Application Data/Adobe/Adobe PDF/Distiller/Startup」です。
- PS Startup File:
- Adobe Acrobat Distiller で必要な起動ファイルの名前です。デフォルト値は「example.ps」です。
- Server Conversion Timeout:
- Generate PDF サービスと Distiller サービスの最大ジョブ変換タイムアウト(秒単位)です。この設定により、config.xml ファイルおよび PDF Generator の Administration Console ページで指定できる最大変換タイムアウトが制限されます。デフォルト値は 270 です。
- Job Options Prefix:
- ジョブオプションファイルに短い文字列を追加するために Generate PDF サービスで使用されるプレフィックスです。Acrobat Distiller でこれらのジョブオプションファイルを一時的に使用するために作成されます。デフォルト値は「pdfg」です。
- Non Unicode Apps:
- Unicode に対応していないことがわかっているアプリケーション名のコンマ区切りリストです。このリストには複数のアプリケーションの名前が事前に入力されており、それらのアプリケーションのサポートが PDF Generator で事前設定されています。Unicode に対応していない他のサードパーティアプリケーションでの PDF 変換へのサポートを追加する場合は、それらをこのリストに追加する必要があります。デフォルト値は「Autocad,Excel,PowerPoint,Project,Publisher,Visio,Word,WordPerfect」です。
- Server Threadpool Count:
- スパイダリング(メインページからアクセスできるリンクページの変換)を含む HTML から PDF への変換要求を処理するために、Generate PDF サービスで内部使用されるスレッドプールのサイズを制御します。デフォルト値は 20 です。
- PDFG Cleanup Scan Seconds:
- 詳しくは、「Job Expirations Seconds」の説明を参照してください。
- Job Expiration Seconds:
- 入力ファイルが変換されると、入力ファイルは Generate PDF サービスによって直ちに削除されます。「PDFG Cleanup Scan Seconds」および「Job Expiration Seconds」によって決まる期間、出力ファイルを一時的に保存します。
「Job Expiration Seconds」設定では、どのくらい古いファイルまたは空のフォルダーを削除できるかを指定します。「PDFG Cleanup Scan Seconds」設定では、削除できるファイルの一時フォルダーをクリーンアップスレッドによってスキャンする頻度を指定します。
例えば、「Job Expiration Seconds」を 100 に設定し、「PDFG Cleanup Scan Seconds」を 200 に設定すると、クリーンアップスレッドは 200 秒ごとに実行され、100 秒以上古いファイルは削除されます。
「PDFG Cleanup Scan Seconds」のデフォルト値は 43200(12 時間)です。「Job Expiration Seconds」のデフォルト値は 86400(24 時間)です。
- Default Locale:
- Generate PDF サービスがデプロイされたサーバーのデフォルトのロケール(国 + 言語)を上書きするために使用されます。このパラメーターを指定しない場合、デフォルトのロケールは、サービスがデプロイされているオペレーティングシステムから判別されます。このパラメーターでは、API に返されるエラーメッセージの言語が制御されます。
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