構造化 FrameMaker に含まれるエレメント属性で作業する方法について説明します。
エレメントには属性を指定できます。属性は、内容に含まれないエレメントの情報を表すものです。 文書で属性を使用する目的は以下のとおりです。
エレメントの書式設定を制御します。 例えば、 @type
属性が <list>
エレメント内で、2 つの値(箇条書き
と番号付き
)を持つ場合。
分類のレベルなどのエレメントに関する記述的な情報を記録します。 属性値により、文書を表示するときに、エレメントを隠すカスタムルーチンを開始することもできます。
エレメントのソースと参照先の情報を保存し、相互参照などに使用します。<section>
エレメントには時折、固有値を格納する @ID
属性が含まれています。この section エレメントを参照先とする cross-reference エレメントは @referene
属性内で同じ値を格納しているので、エレメント間の接続が維持されます。
属性が読み取り専用として定義されている場合を除き、属性の値を入力したり、編集したりできます 相互参照で使用される ID 属性は、一般的に FrameMaker によって生成されるため読み取り専用です。