XML 属性タイプ

異なるタイプのエレメント属性について説明します。

属性値として使用できる値の種類は、属性のタイプによって決まります。 例えば、整数として定義されている属性の場合、「version 1」という値は無効ですが、「1」という値は有効です。 数値(整数、実数など)の場合は、属性定義であらかじめ定義された範囲に限定されることもあります。

choice

値のリストが定義されている属性です。

ID 参照

他のエレメントからの固有 ID 値を値として持つ属性です。 一般的に、エレメントの相互参照に使用されます。

ID 参照(複数)

他のエレメントからの 1 つ以上の固有 ID 値を値として持つ属性です。 ソース情報を示す複数の値を使用する構造化アプリケーションに書き出す場合は、デベロッパーによってこの属性が指定されていることがあります。

整数

整数値(小数部分なし)を取る属性です。 22、-22、+322 などが有効な整数の例です。範囲の制限を設けることもできます。

Integers

1 つ以上の整数の値を取る属性です。 属性値ボックスに 1 行ずつ数字を入力します。

実数

実数の値を取る属性で、小数部分を含むときと含まないときがあります(値は科学的記数法で表示することもできます)。 2、22.4、-0.22、2.3e-1 などが有効な実数の例です。範囲の制限を設けることもできます。

Reals

1 つ以上の実数の値を取る属性です。 属性値ボックスに 1 行ずつ数字を入力します。

文字列

連続した文字(テキスト)の値を取る属性です。

記号列

1 つ以上の文字列の値を取る属性です。 属性値ボックスに 1 行ずつ文字列を入力します。

固有 ID

固有テキスト文字列を値として取る属性です。 1 つのエレメントには 1 つの ID 属性(「固有 ID」または「固有 ID(複数)」)しか存在しません。 すべての ID 値は、文書またはブック内で固有である必要があります。 固有 ID 属性を持つエレメントを、エレメントの相互参照のソースとすることもできます。

固有 ID(複数)

1 つ以上の固有テキスト文字列を値として取る属性です。 属性値ボックスに 1 行ずつ文字列を入力します。ソース情報を示す複数の値を使用する構造化アプリケーションに書き出す場合は、開発者によってこの属性が指定されていることがあります。