ユーザーとグループの作成および読み込みのワークフロー

次に示す概要は、ユーザーアカウントを設定する場合に行うワークフローをまとめたものです。

1. (オプション)ユーザープロファイルフィールドをカスタマイズします。

ユーザープロファイルフィールドは、組織の Adobe Connect ユーザープロファイルの属性です。姓、名、および電子メールのフィールドは必須で、変更できません。ただし、その他の定義済みフィールドの追加、新しいフィールドの作成、およびユーザープロファイルにおける順序の変更を行うことはできます。 ユーザープロファイルフィールドのカスタマイズ を参照してください。

2. (オプション)ログインおよびパスワードポリシーを設定します。

設定できるのは、ログインとパスワードのポリシー、パスワードの有効期間、パスワードの形式およびパスワードの長さです。 ログインおよびパスワードポリシーの設定 を参照してください。

3. カスタムグループの作成。

Adobe Connect には複数のビルトイングループがあります。 ビルトインアクセス権グループ を参照してください。グループを読み込むこともできます。追加のグループが必要な場合は、 Connect Central でカスタムグループを作成できます。アカウントに読み込むときにユーザーを追加できるように、最初にカスタムグループを作成することをお勧めします。 手動によるカスタムグループの作成 を参照してください。

4. ユーザーとグループを追加します。

Adobe Connect にユーザーとグループを追加するには、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)、カンマ区切り値(CSV)ファイルを使用するか、ユーザーとグループを手動で作成します。

LDAP で取得したユーザーとグループの使用
LDAP 対応の組織では、Adobe Connect がすべてのユーザーデータを組織のユーザーディレクトリから直接取得します。このデータには、ログイン、名前、電話番号などの情報が含まれます。この処理は Connect Central の外部で行われるので、ほとんどの場合新しいユーザーやグループの追加に関する操作は不要です。LDAP 統合が設定されたら、LDAP で取得されたユーザーやグループを、それぞれの職務機能に応じたビルトイングループに手動で割り当てます。詳しくは、 www.adobe.com/go/connect_documentation_jp 『Adobe Connect Server 7 移行、インストールおよび設定ガイド』を参照してください

CSV ファイルを使用したユーザーとグループの読み込み
CSV ファイルを使用して、多数のユーザーとグループを読み込むことができます。CSV ファイルにユーザーとグループを書き出すためのユーティリティがディレクトリに存在する場合があります。また、CSV ファイルを作成することもできます。使用する CSV ファイルは、特定の形式である必要があります。読み込まれたユーザーとグループは、ユーザーとグループを手動で作成した方法と同じ方法で変更できます。 CSV ファイルからのユーザーおよびグループの読み込み を参照してください。

手動によるユーザーとグループの追加
新規のユーザーをビルトイングループに割り当てたり、組織に固有のカスタムグループを作成したりできます。ユーザーを手動で作成する前にこれらのグループを作成することをお勧めします。 手動によるユーザーの作成 および 手動によるカスタムグループの作成 を参照してください。

5. ユーザーをグループに割り当てます。

ユーザーとグループの読み込みまたは作成を行ったら、ユーザーがコンテンツにアクセスし、会議、トレーニング、イベントまたはセミナーを作成するためのアクセス権を設定します。ビルトイングループにはデフォルトのアクセス権があります。ビルトイングループにユーザーとグループを割り当てると、容易にアクセス権を設定できます。個々のユーザーではなくグループで管理する方が、ユーザーアカウントの管理が容易になります。 グループメンバーの追加または削除 を参照してください。