Flash Builder での ActionScript 3.0 の例の実行

まず、実行する ActionScript 3.0 の例の種類を選定します(例の種類を参照)。次に、以下の手順のいずれかを使用して、選定した例を Flash Builder(または Flex Builder)で実行します。

Flash Builder でのコードスニペット例の実行

Flash Builder でコードスニペット例を実行するには:

  1. 新しい Flex プロジェクトを作成(ファイル/新規/Flex プロジェクトを選択)するか、既存の Flex プロジェクト内で新しい MXML アプリケーションを作成(ファイル/新規/MXML アプリケーションを選択)します。プロジェクトまたはアプリケーションにわかりやすい名前を付けます(ContextMenuExample など)。

  2. 生成された MXML ファイル内に <mx:Script> タグを追加します。

  3. <mx:Script> タグと </mx:Script> タグの間にコードスニペット例の内容を貼り付けます。MXML ファイルを保存します。

  4. 例を実行するには、「実行」を選択して、メイン MXML ファイルの実行メニューオプション(例:実行/ContextMenuExample を実行)を選択します。

Flash Builder でのクラスの使用例の実行

Flash Builder でクラスの使用例を実行するには:

  1. ファイル/新規/ActionScript プロジェクトを選択します。

  2. 「プロジェクト名」フィールドに主要なクラスの名前(ContextMenuExample など)を入力します。他のフィールドではデフォルト値を使用(または固有の環境に合わせて変更)します。「終了」をクリックしてプロジェクトとメイン ActionScript ファイルを作成します。

  3. ActionScript ファイルにコードが生成されている場合はすべて削除します。コード例(package および import ステートメントを含む)を ActionScript ファイルに貼り付けてファイルを保存します。

    注意: flashx.textLayout.container.ContainerController クラスの使用例など、クラスの使用例にはパッケージの宣言に複数の階層がある(package flashx.textLayout.container.examples {)ものもあります。これらの例では、パッケージの宣言に一致するサブフォルダー(flashx/textLayout/container/examples)にファイルを保存するか、ActionScript の最初が package { のみになるようにパッケージ名を削除すると、このファイルをどの場所からでもテストできるようになります。
  4. 例を実行するには、「実行」を選択して、メイン ActionScript クラス名の実行メニューオプション(例:実行/ContextMenuExample を実行)を選択します。

Flash Builder での実例の実行

通常、実例は ZIP 形式のアーカイブファイルで提供されます。Flash Builder で実例を実行するには:

  1. アーカイブファイルを任意のフォルダーに解凍します。フォルダーにわかりやすい名前を付けます(ContextMenuExample など)。

  2. Flash Builder で、ファイル/新規/Flex プロジェクトを選択します。「プロジェクトの場所」セクションで「参照」をクリックし、サンプルファイルが保存されているフォルダーを選択します。「プロジェクト名」フィールドにフォルダー名(ContextMenuExample など)を入力します。他のフィールドではデフォルト値を使用(または固有の環境に合わせて変更)します。「次へ」をクリックして続行します。

  3. 出力パネルで、「次へ」をクリックし、デフォルト値をそのまま使用します。

  4. ソースパスパネルで、「メインアプリケーションファイル」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックします。サンプルフォルダーからサンプルのメイン MXML ファイルを選択します。「終了」をクリックしてプロジェクトファイルを作成します。

  5. 例を実行するには、「実行」を選択して、メイン MXML ファイルの実行メニューオプション(例:実行/ContextMenuExample を実行)を選択します。