例の種類

『ActionScript 3.0 開発ガイド』やその他の関連するマニュアル、記事およびリファレンスガイドでは 3 種類のコード例が使用されています。

  • コードスニペット

  • クラスの使用例

  • 複数のソースファイルを含む実例

コードスニペット例

コードスニペット例を以下に示します。

var x:int = 5; 
trace(x); // 5

コードスニペットには、1 つの概念を示すのに十分なコードしか含まれていません。通常、package ステートメントや class ステートメントは含まれていません。

クラスの使用例

多くの例では、完全な ActionScript クラスのソースコードが示されています。クラスの使用例を以下に示します。

package { 
    public class Example1 { 
        public function Example1():void { 
            var x:int = 5; 
            trace(x); //5 
        } 
    } 
}

クラスの使用例を示すコードには、package ステートメント、クラス宣言およびコンストラクター関数が含まれています。

複数のソースファイルを含む実例

『ActionScript 3.0 開発ガイド』の多くのトピックでは、最後に実例が記載されています。そこでは、実際の現場で使える ActionScript 機能の使用例が示されています。通常、これらの例には次のような複数のファイルが含まれています。

  • 1 つ以上の ActionScript のソースファイル

  • Flash Professional で使用する .FLA ファイル

  • Flash Builder で使用する 1 つ以上の MXML ファイル

  • データファイル、イメージファイル、音声ファイルまたはサンプルアプリケーションで使用するその他のアセット(省略可能)

また、Flash デベロッパーセンターや Flex デベロッパーセンターの様々なクイックスタート記事でも実例を入手できます。

通常、実例は ZIP 形式のアーカイブファイルで提供されます。