この節では、コンポーネントファイルの格納場所、ActionScript ソースファイルの検索先、コンポーネントパネルからコンポーネントを追加および削除する方法について説明します。
コンポーネントファイルの格納場所
Flash コンポーネントは、アプリケーションレベルの設定フォルダー内にあります。
注意:
これらのフォルダーについて詳しくは、『Flash ユーザーガイド』の「Flash と共にインストールされる設定フォルダー」を参照してくだい。
コンポーネントは、次の場所にインストールされます。
-
Windows 2000 または Windows XP の場合:C:¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS5¥
language
¥Configuration¥Components
-
Mac OS X の場合:Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS5/Configuration/Components
コンポーネントフォルダー内で、ユーザーインターフェイス(UI)コンポーネントは User Interface.fla ファイルに、FLVPlayback(FLVPlaybackAS3.swc)コンポーネントと FLVPlaybackCaptioning コンポーネントはビデオフォルダーにあります。
コンポーネントは次のユーザー別の場所に格納することもできます。
-
Windows 2000 または Windows XP の場合:C:¥Documents and Settings¥
username¥
Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Adobe Flash CS5\en¥Configuration¥Components
-
Windows Vista の場合:C:¥Users¥
username¥
Local Settings¥Application Data¥Adobe¥Adobe Flash CS5¥jp¥Configuration¥Components
注意:
Windows では、Application Data フォルダーはデフォルトで非表示になっています。非表示のフォルダーとファイルを表示するには、マイコンピューターを選択し、Windows エクスプローラーを開きます。次にツール/フォルダーオプションを選択し「表示」タブを選択します。「表示」タブで「すべてのファイルとフォルダーを表示する」ラジオボタンを選択します。
-
Mac OS X の場合:Macintosh HD/ユーザー/<username>/ライブラリ/Application Support/Adobe Flash CS5/Configuration/Components
コンポーネントソースファイルの格納場所
Windows 2000 または Windows XP の場合、コンポーネントの ActionScript(.as)クラスファイル(またはソースファイル)は、次のアプリケーションフォルダーにインストールされます。
-
ユーザーインターフェイスコンポーネント
-
C:¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS5¥jp¥Configuration¥Component Source¥ActionScript 3.0¥User Interface¥fl
-
FLVPlayback
-
C:¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS5¥jp¥Configuration¥Component Source¥ActionScript 3.0¥FLVPlayback¥fl\video
-
FLVPlaybackCaptioning
-
C:¥Program Files¥Adobe¥Adobe Flash CS5¥jp¥Configuration¥Component Source¥ActionScript 3.0¥FLVPlaybackCaptioning¥fl¥video
Mac OS X の場合、コンポーネントソースファイルは次の場所にあります。
-
ユーザーインターフェイスコンポーネント
-
Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS5/Configuration/Component Source/ActionScript 3.0/User Interface/fl
-
FLVPlayback
-
Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS5/Configuration/Component Source/ActionScript 3.0/FLVPlayback/fl/video
-
FLVPlaybackCaptioning
-
Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Flash CS5/Configuration/Component Source/ActionScript 3.0/FLVPlaybackCaptioning/fl/video
コンポーネントソースファイルおよびクラスパス
ActionScript 3.0 コンポーネントはコードをコンパイルインしているので、ActionScript クラスファイルの場所をクラスパス変数に指定しないでください。 場所をクラスパスに指定すると、アプリケーションのコンパイルに要する時間が長くなります。 ただし、Flash により、クラスパス設定でコンポーネントクラスファイルが検出されると、そのクラスファイルは常にコンポーネントのコンパイルインコードよりも優先されます。
コンポーネントを含むアプリケーションをデバッグする場合も、コンポーネントソースファイルの場所をクラスパス設定に追加することをお勧めします。詳しくは、
コンポーネントアプリケーションのデバッグ
を参照してください。
コンポーネントファイルの編集
SWC ベースのコンポーネントを更新、追加、削除する場合、または FLA ベースの新しいコンポーネントを Flash に追加する場合は、それらをコンポーネントパネルにリロードし、利用可能にする必要があります。 コンポーネントをリロードするには、Flash を再起動するか、コンポーネントパネルメニューから「リロード」を選択します。 これにより、Flash はコンポーネントフォルダーに追加されたコンポーネントを認識します。
Flash の実行中のコンポーネントパネルへのコンポーネントのリロード:
コンポーネントパネルからのコンポーネントの削除:
-
コンポーネントフォルダーから FLA、SWC、または MXP ファイルを削除し、Flash を再起動するか、コンポーネントパネルメニューから「リロード」を選択します。 MXP ファイルは、Adobe Exchange からダウンロードされたコンポーネントファイルです。
Flash の実行中に SWC ベースのコンポーネントを削除および置換し、リロードによってその変更を反映できますが、FLA ベースのコンポーネントを変更または削除した場合、その変更は Flash を終了し、再起動するまで反映されません。 ただし、FLA ベースのコンポーネントを追加して、「リロード」コマンドでロードすることは可能です。
はじめに、変更する Flash コンポーネントファイル (.fla または .as) のコピーを作成してください。 その後、必要に応じてそれを復元できます。
|
|
|