各 ActionScript 3.0 コンポーネントは、パッケージフォルダーに置かれた ActionScript 3.0 クラスに基づいて構築され、名前の形式は fl.<パッケージ名>.<クラス名> になります。例えば、Button コンポーネントは Button クラスのインスタンスであり、そのパッケージ名は
fl.controls.Button
です。コンポーネントクラスをアプリケーションに読み込むときには、このパッケージ名を参照する必要があります。 次のステートメントで Button クラスを読み込みます。
import fl.controls.Button;
コンポーネントクラスファイルの場所について詳しくは、
コンポーネントファイルの操作
を参照してください。
コンポーネントのクラスは、メソッド、プロパティ、イベントおよびスタイルを定義します。アプリケーションの中ではこれらを使用してクラスとやり取りできます。ActionScript 3.0 UI コンポーネントは、Sprite クラスと UIComponent クラスのサブクラスであり、それらのクラスからプロパティ、メソッドおよびイベントを継承します。 Sprite クラスは、基本的な表示リスト構成要素であり、MovieClip に似ていますが、タイムラインはありません。 UIComponent クラスは、インタラクティブ、非インタラクティブを問わず、すべてのビジュアルコンポーネントの基本クラスです。 各コンポーネントの継承パスおよびプロパティ、メソッド、イベント、スタイルの説明は、「
Adobe Flash Professional CS5 用
ActionScript 3.0 リファレンスガイド
」にあります。
すべての ActionScript 3.0 コンポーネントが ActionScript 3.0 イベント処理モデルを使用します。 イベント処理について詳しくは、
イベント処理
および『ActionScript 3.0 のプログラミング』を参照してください。