トレースステートメント

デスクトップ上でモバイルアプリケーションを実行すると、デバッガーまたは ADL の起動に使用したターミナルウィンドウに、トレース出力が印刷されます。デバイスまたはエミュレーター上でアプリケーションを実行すると、トレース出力を表示するためのリモートデバッグセッションを設定できます。サポートされている場合、デバイスまたはオペレーティングシステムの製造元が提供するソフトウェア開発ツールを使用して、トレース出力を表示することもできます。

いずれの場合も、ランタイムがトレースステートメントを出力するようにデバッグを有効にした状態で、アプリケーション内の SWF ファイルをコンパイルする必要があります。

Android 上のリモートトレースステートメント

Android デバイスまたはエミュレーター上で実行する場合、Android SDK にある Android Debug Bridge(ADB)を使用して、Android システムログのトレースステートメント出力を表示できます。アプリケーションの出力を表示するには、コマンドプロンプトまたは開発コンピューターのターミナルウィンドウから、次のコマンドを実行します。

tools/adb logcat air.MyApp:I *:S

ここで、MyApp は、アプリケーションの AIR アプリケーション ID です。引数 *:S は、他のすべてのプロセスからの出力を抑制します。トレース出力に加えてシステム情報を表示するには、ActivityManager を logcat フィルター指定に含めます。

tools/adb logcat air.MyApp:I ActivityManager:I *:S

これらのコマンド例は、ADB を、Android SDK フォルダーから実行するか、PATH 環境変数に追加した SDK フォルダーから実行することを前提としています。

注意: AIR 2.6 以降では、ADB ユーティリティは AIR SDK に含まれており、lib/android/bin フォルダーにあります。

iOS 上のリモートトレースステートメント

iOS デバイスで実行するアプリケーションによるトレースステートメントの出力を表示するには、Flash デバッガー(FDB)を使用してリモートデバッグセッションを確立する必要があります。