ADT は、次の環境変数の値を読み取ります(設定されている場合)。
AIR_ANDROID_SDK_HOME
:Android SDK のルートディレクトリへのパスを指定します(このディレクトリには tools フォルダーが含まれています)。AIR 2.6 以降の SDK には、関連する ADT コマンドの実装に必要な Android SDK のツールが含まれています。異なるバージョンの Android SDK を使用する場合にのみ、この値を設定してください。この変数が設定されている場合、その値を必要とする ADT コマンドを実行するときに、-platformsdk オプションを指定する必要はありません。この変数とコマンドラインオプションの両方が設定されている場合、コマンドラインで指定したパスが使用されます。
AIR_EXTENSION_PATH
:アプリケーションで必要なネイティブ拡張を検索するためのディレクトリのリストを指定します。このディレクトリのリストは、ADT コマンドラインで指定されているネイティブ拡張ディレクトリの後に検索されます。ADL コマンドでも、この環境変数を使用します。
注意:
一部のコンピューターシステムでは、この環境変数に格納されているファイルシステムパス内の 2 バイト文字が、誤って解釈される場合があります。この場合、ADT の実行に使用する JRE を、UTF-8 文字セットを使用するように設定してみてください。この設定は、Mac および Linux での ADT の実行に使用するスクリプトでは、デフォルトで行われます。Windows の adt.bat ファイルの場合、または Java から直接 ADT を実行する場合は、Java コマンドラインで
-Dfile.encoding=UTF-8
オプションを指定します。
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