すべての AIR アプリケーションにはアプリケーション記述ファイルが必要です。アプリケーション記述ファイルは、アプリケーションの基本プロパティを定義する XML ドキュメントです。
AIR をサポートする多くの開発環境では、プロジェクトを作成するとアプリケーション記述子が自動的に生成されます。生成されない場合は、記述子ファイルを手動で作成する必要があります。AIR SDK および Flex SDK の
samples
ディレクトリには、サンプルの記述子ファイル
descriptor-sample.xml
が用意されています。
アプリケーション記述ファイルには任意の名前を付けることができます。アプリケーションをパッケージ化すると、アプリケーション記述ファイルは
application.xml
という名前に変更されて、AIR パッケージ内の特別なディレクトリに格納されます。
アプリケーション記述子の例
次のアプリケーション記述ドキュメントでは、ほとんどの AIR アプリケーションで使用される基本的なプロパティが設定されます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/3.0">
<id>example.HelloWorld</id>
<versionNumber>1.0.1</versionNumber>
<filename>Hello World</filename>
<name>Example Co. AIR Hello World</name>
<description>
<text xml:lang="en">This is an example.</text>
<text xml:lang="fr">C'est un exemple.</text>
<text xml:lang="es">Esto es un ejemplo.</text>
</description>
<copyright>Copyright (c) 2010 Example Co.</copyright>
<initialWindow>
<title>Hello World</title>
<content>
HelloWorld.swf
</content>
</initialWindow>
<icon>
<image16x16>icons/smallIcon.png</image16x16>
<image32x32>icons/mediumIcon.png</image32x32>
<image48x48>icons/bigIcon.png</image48x48>
<image128x128>icons/biggerIcon.png</image128x128>
</icon>
</application>
SWF ファイルではなく HTML ファイルをアプリケーションのルートコンテンツとして使用する場合は、
<content>
エレメントのみが次のように異なります。
<content>
HelloWorld.html
</content>
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