config()
メソッドは特定の設定をソースビューアに適用します。このメソッドは 1 つのパラメーター、
configObject
を取得します。
configObject
オブジェクトには、ソースビューアの設定を定義するプロパティがあります。このプロパティは、
default
、
exclude
、
initialPosition
、
modal
、
typesToRemove
、
typesToAdd
です。
default
ソースビューアに表示される初期ファイルの相対パスを指定するストリング。
例えば、次の JavaScript コードでは、初期ファイルとして index.html ファイルが表示されるソースビューアウィンドウが開きます。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.default = "index.html";
viewer.viewSource(configObj);
exclude
ソースビューアのリストから除外されるファイルまたはディレクトリを指定するストリングの配列。このパスはアプリケーションディレクトリに対する相対パスです。ワイルドカード文字はサポートされません。
例えば、次の JavaScript コードでは AIRSourceViewer.js ファイルと、Images および Sounds サブディレクトリ内のファイルを除くすべてのソースファイルをリスト表示するソースビューアウィンドウが開きます。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.exclude = ["AIRSourceViewer.js", "Images" "Sounds"];
viewer.viewSource(configObj);
initialPosition
ソースビューアウィンドウの初期 x 座標と初期 y 座標を指定する 2 つの数値を含む配列。
例えば、次の JavaScript コードはスクリーン座標 [40, 60] (X = 40, Y = 60) にソースビューアウィンドウを開きます。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.initialPosition = [40, 60];
viewer.viewSource(configObj);
modal
ソースビューアをモーダル(true)ウィンドウと非モーダル(false)ウィンドウのどちらにするかを指定するブール値。デフォルトではソースビューアはモーダルです。
例えば、次の JavaScript コードは、ソースビューアウィンドウを開き、ソースビューアウィンドウおよび他のアプリケーションウィンドウの両方で操作できるようにします。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.modal = false;
viewer.viewSource(configObj);
typesToAdd
デフォルトで含まれる種類に加えてソースビューアのリストに含めるファイルの種類を指定するストリングの配列。
デフォルトでは、ソースビューアで次のファイルの種類がリスト表示されます。
-
テキストファイル — TXT、XML、MXML、HTM、HTML、JS、AS、CSS、INI、BAT、PROPERTIES、CONFIG
-
画像ファイル — JPG、JPEG、PNG、GIF
値を指定しない場合、デフォルトの種類がすべて含まれます(
typesToExclude
プロパティで指定されたファイルの種類は除外されます)。
例えば、次の JavaScript コードでは VCF ファイルと VCARD ファイルを含むソースビューアウィンドウが開きます。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.typesToAdd = ["text.vcf", "text.vcard"];
viewer.viewSource(configObj);
リスト表示するファイルの種類ごとに、「text」(テキストファイルの場合)または「image」(画像ファイルの場合)を指定する必要があります。
typesToExclude
ソースビューアから除外するファイルの種類を指定するストリングの配列。
デフォルトでは、ソースビューアで次のファイルの種類がリスト表示されます。
-
テキストファイル — TXT、XML、MXML、HTM、HTML、JS、AS、CSS、INI、BAT、PROPERTIES、CONFIG
-
画像ファイル — JPG、JPEG、PNG、GIF
例えば、次の JavaScript コードでは、GIF ファイルまたは XML ファイルがリスト表示されずにソースビューアウィンドウが開きます。
var viewer = air.SourceViewer.getDefault();
var configObj = {};
configObj.typesToExclude = ["image.gif", "text.xml"];
viewer.viewSource(configObj);
リスト表示するファイルの種類ごとに、「
text
」(テキストファイルの場合)または「
image
」(画像ファイルの場合)を指定する必要があります。