Android 用の設定
通常、AIR 2.6 以降では、Android 用に特別な設定は必要ありません。AIR SDK には、Android ADB ツールが含まれています(lib/android/bin フォルダー)。AIR SDK では ADB ツールを使用して、デバイス上でのアプリケーションパッケージのインストール、アンインストール、および実行を行います。また、ADB を使用してシステムログを表示することもできます。Android エミュレーターを作成し実行するには、個別の Android SDK をダウンロードする必要があります。
アプリケーション記述子内の
<manifestAdditions>
エレメントにアプリケーションが追加するエレメントが、現在のバージョンの AIR で有効と認識されない場合は、新しいバージョンの Android SDK をインストールする必要があります。SDK のファイルパスに、AIR_ANDROID_SDK_HOME 環境変数または
-platformsdk
コマンドラインパラメーターを設定します。AIR パッケージングツールである ADT では、この SDK を使用して
<manifestAdditions>
エレメント内のエントリを検証します。
AIR 2.5 では、Google から個別の Android SDK のコピーをダウンロードする必要があります。Android SDK フォルダーを参照するよう、AIR_ANDROID_SDK_HOME 環境変数を設定できます。この環境変数を設定しない場合は、ADT コマンドラインの
-platformsdk
引数で、Android SDK へのパスを指定する必要があります。
iOS 用の設定
デバイス上で iOS アプリケーションをインストールしテストして、そのアプリケーションを配布するには、有料サービスである Apple iOS Developer Program に登録する必要があります。iOS Developer Program への登録後は、iOS Provisioning Portal にアクセスし、このポータルで Apple から次のアイテムやファイルを取得できます。これらは、デバイス上にアプリケーションをインストールして、テストやその後の配布を実行するために必要となるものです。これらのアイテムおよびファイルには次のものがあります。
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