AIR アプリケーションのアップデート時にそのアプリケーションを最新の証明書に移行するには:
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アプリケーションのアップデートを作成します。
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アップデートの AIR ファイルをパッケージ化し、
新しい
証明書で署名します。
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元の
証明書を使用して
-migrate
コマンドで AIR ファイルにもう一度署名します。
-migrate
コマンドを使用して署名した AIR ファイルは、古い証明書を使用して署名した以前のバージョンをアップデートするために使用するほか、そのアプリケーションの新しいバージョンをインストールするためにも使用できます。
注意:
1.5.3 よりも前のバージョンの AIR で発行されたアプリケーションをアップデートする場合は、アプリケーション記述子に元の発行者 ID を指定します。元の発行者 ID を指定しない場合、アプリケーションのユーザーは、アップデートをインストールする前に、以前のバージョンをアンインストールする必要があります。
ADT の -
migrate
コマンドを次のシンタックスで使用します。
adt -migrate SIGNING_OPTIONS air_file_in air_file_out
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SIGNING_OPTIONS
この署名オプションは、AIR ファイルへの署名に使用する秘密キーと証明書を特定します。このオプションでは、
元の
署名証明書を特定する必要があります。詳しくは、
ADT コード署名のオプション
を参照してください。
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air_file_in
新しい
証明書で署名されたアップデートの AIR ファイルです。
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air_file_out
作成する AIR ファイルです。
注意:
入力 AIR ファイルと出力 AIR ファイルには、異なるファイル名を使用する必要があります。
以下の例に、ADT を
-migrate
フラグ付きで呼び出して、移行署名を AIR アプリケーションのアップデートバージョンに適用する方法を示します。
adt -migrate -storetype pkcs12 -keystore cert.p12 myAppIn.air myApp.air
注意:
-migrate
コマンドは、AIR 1.1 リリースで ADT に追加されました。